ゆうパックは日本郵便が提供する宅配サービスで、フリマアプリの普及に伴い利用者が増加しています。
一般的には郵便局の配達員が直接手渡しする方法が採用されていますが、方法によっては郵便受け(郵便ポスト、メールボックス)への配達も設定可能なのです。
ゆうパックを郵便ポスト投函や、郵便局の配達員と対面せずに受け取れたら非常に便利ですよね。
この記事では、ゆうパックを郵便ポストへ配達してもらうにはどの様にしたら良いのかと、その設定方法について詳しく解説します。
郵便ポストにゆうパックを配達してもらえるのか?
ゆうパックのポストへの配達は一定の手続きを経ることで可能になります。
通常は直接手渡しが基本ですが、よく家を空ける場合などでは受け取りが難しい事って有りますよね。
忙しいときにわざわざ時間を作って受け取る必要があるのは不便です。
自分の様に帰宅時間が不安定な仕事をしていると、すぐに受け取りたい荷物でも週末の受け取りとしなければならなくなる事は日常茶飯事です。
この問題を解決するには、郵便ポストへ配達してもらえば良いのです。
ただし、郵便ポストに配達してもらうための申し込みが必要になります。
加えて、このサービスは料金が前払い済みでポストに収まるサイズの荷物に限られるという制限が有ります。
つまり、着払いや大きな荷物は対応外という事になります。
しかし、対象となるサイズの荷物であれば時間を気にせず受け取ることが可能ですので、日々の生活が格段に便利になります。
郵便ポストでのゆうパックを受け取る際の設定方法
ゆうパックをポスト投函で受け取る設定は、日本郵便の公式ウェブサイトまたはe受け取りアシストを利用して行うことができます。
公式ウェブサイトで設定する場合、荷物の追跡番号が必要です。
この番号をウェブサイトで入力し、受け取り方法をポスト受け取りに変更することで、自宅のポストで荷物を受け取ることが可能になります。
e受け取りアシストを使用する際は、「ゆうID」を登録する必要があります。
登録後は配達の通知や配送日時の変更、受け取り場所の調整が簡単にできます。
追跡番号がわからない場合でも、メールやLINEで届く通知を利用して受け取り場所を手軽に変更できます。
ただし、ポスト受け取りは前払い済みでサイズがポストに収まる荷物に限られます。
大きな荷物やポストに入らないサイズ、着払いの荷物はこの方法で受け取ることはできません。
ゆうパックの色々な受け取り方法
ゆうパックは自宅配達をしてもらって受け取る事や、郵便ポストに投函してもらって受け取る以外にも受け取る方法が有ります。
どの様な方法が有るか説明しますね。
直接手渡しでのゆうパック受け取り
ゆうパックは通常、配達員が直接手渡しする方法が基本ですが、受け取り時間が合わない場合には他のオプションも利用できます。
自宅以外での受け取り方法としては、郵便局やコンビニでの受け取りが可能です。
郵便局での受け取りは、指定した郵便局でのみ可能で、その場合、受け取りは郵便局の営業時間内に限られます。
また、受け取り時には身分証が必要ですので、二度手間を防ぐためにしっかり準備してから取りに向かって下さいね。
コンビニでは、ファミリーマート、ローソン、ミニストップで24時間受け取ることができ、保管期間は3日から7日です。
非対面でのゆうパック受け取り
非対面での受け取りオプションもあります。
「はこぽすの利用」や「自宅の指定場所への配達」が選べます。
はこぽすは、駅や一部店舗に設置されており、全国に6000箇所以上存在します。
保管期間は3日間です。
自宅の指定場所への配達では、玄関前や宅配ボックス、メーターボックス、車庫など、指定した場所に荷物を置いてもらえます。
これにより、不在時でも荷物を受け取ることが可能ですが、条件によっては利用できない場合もあります。
ゆうパックの受け取りを置き配に変更する方法
ゆうパックの置き配サービスを利用するためには、まずe受け取りアシストに登録する必要があります。
登録したメールアドレスに荷物のお届け通知や不在通知が送られてきますので、その通知を通じて申し込みが可能です。
申し込みの手順は以下のとおりです。
- 受信したメール内のURLをクリックします。
- 表示される注意事項をよく読み、同意の上で進めます。
- 希望の配達日や配送場所を選び、在宅確認が必要かどうかを指定します。
- 全ての情報を確認し、申し込みを完了させます。
この手続きにより、第二希望までの配達場所を指定でき、在宅確認が不要の場合は指定した場所に直接荷物を置いてもらうことができます。
【注意点】
置き配を設定する際の場所指定には以下の注意が必要です。
「玄関前」
オートロックマンションでは利用が難しい場合があります。
「宅配ボックス」
共有エリアに設置されている宅配ボックスがあるマンションでのみ利用可能です。
「ポスト」
荷物がポストのサイズに収まる場合のみ適用可能です。
「メーターボックス」
外から見えないように扉がある場所に設置されている場合のみ利用可能です。
オートロックマンションでは使用できません。
「物置・車庫」
荷物が雨から守られる場所で、外から見えないところに置ける場合に限り、かつ鍵の受け渡しが不要な場合に利用できます。
これらの条件に合わない場合は置き配の設定ができません。
また、個人宅用宅配ボックスの利用も考慮すると良いでしょう。
ゆうパックの受け取り方法を変更する手順
ゆうパックの受け取り方法は多様に設定可能です。
例えば、郵便局やコンビニでの受け取りが選択できます。
受け取り方法の変更は前述したように、e受け取りアシストを利用するか、郵便局の公式ウェブサイトで行うことができます。
e受け取りアシストでは、メールやLINEで受け取るお届け通知から直接受け取り方法を変更することが可能です。
一方、公式ウェブサイトからの変更では荷物の追跡番号が必要となり、追跡番号を入力してから受け取り方法を更新できます。
コンビニ受け取り、はこぽす利用、置き配などの設定はメールリンクを通じて変更が必要です。
また、LINEや公式サイトからの申し込みでは自宅での対面受け取りや郵便局での受け取りのみが設定可能です。
事前にe受け取りアシストに登録しておくことで、今後も受け取り方法の変更をスムーズに行えますので、登録することをお勧めします。
ゆうパックの受け取り場所を変更できない場合の対応策
受け取り場所の変更ができない原因はさまざまです。
荷物のサイズが配送先に適していない(ポストに入らない)、元払いではない、冷蔵が必要な荷物などは受け取り場所の変更が不可能です。
受け取り場所の変更が難しい場合、他の受け取り場所を選択するか、結局は自宅での対面受け取りにする必要があります。
インターネット環境がない場合、発送者が「指定場所ダイレクト」というオプションを利用して受け取り場所を事前に指定することがあります。
この方法では受け取る側は何もせずとも自動的に指定された場所で荷物を受け取ることができます。
差出人から事前に連絡があった場合は、このオプションが利用可能かどうかを確認し、依頼することで自宅以外での受け取りが可能になります。
ポストでのゆうパック受け取りに関するよくある質問
Q: ゆうパックをポストで受け取ることは可能ですか?
A: 基本的にゆうパックは直接手渡しでの受け取りが主ですが、インターネットを通じて事前にポスト受け取りを申し込むことができます。ただし、荷物がポストのサイズに収まらない場合はこの方法では受け取れません。
Q: ポストに入らなかったゆうパックはどうなりますか?
A: ポストに収まらないゆうパックは郵便局に持ち帰られ、保管されます。受取人は再配達を依頼するか、他の受け取り方法を選ぶ必要があります。
Q: ゆうパックの受け取り方法にはどんな選択肢がありますか?
A: 非対面での受け取りが可能で、事前に申し込みを行うことで設定できます。対象は事前払いの荷物や特定サイズの荷物に限られます。使用可能な受け取り方法は事前の確認が必要です。
Q: ゆうパックを宅配ボックスで受け取ることはできますか?
A: 宅配ボックスでの受け取りは可能ですが、荷物が宅配ボックスに収まるサイズでなければなりません。オートロックマンションでは、共有エリアにある宅配ボックスでのみ利用可能です。
まとめ、郵便ポストへのゆうパック配達可否と設定方法
この記事ではゆうパックの受け取り方法を詳しくご紹介しました。
直接手渡しの他にも、非対面での受け取りが可能で、事前申し込みをすることで郵便局やコンビニでの受け取りにも対応できます。
ただし、荷物の支払い状況やサイズによっては利用できない受け取り方法もあるため、利用する際には注意が必要です。
それぞれの受け取り方法の詳細や注意点を事前に確認することで、よりスムーズにサービスを利用できます。