【警告】革のスマホケースがバッテリーの寿命を縮める?対策方法を解説!
あなたのスマートフォンケースはどんな素材ですか?
携帯ショップには革製(レザー)やアルミ製など様々なスマホケースがありますね。
自分は合成皮革の安いブック型スマホケースを使っています。
鞄に入れていても画面を保護してくれますし、落としても画面が割れるリスクが少ないので満足しています。
ところで、教育番組「林先生が驚く初耳学」でスマホケースについて取り上げられていました。
内容を要約すると、革製のスマホケースを使用するとスマホのバッテリー劣化が早まる可能性があるとのことです。
では、革のケースがバッテリーに与える影響とは具体的にどのようなものでしょうか。
気になったので調べてみました。
リチウムイオンバッテリーと熱への影響
まず、スマートフォンのバッテリーの基本特性について解説します。
スマホに使われるリチウムイオンバッテリーは、熱に非常に敏感で、使用中の内部温度が上昇するとバッテリーの劣化が加速します。
また、スマホが過熱するとアプリが強制終了する場合も有ります。
熱はリチウムイオンバッテリーにとても負担となります。
特に外気温が30度を超える環境では、バッテリーの劣化がより一層進行すると言われています。
そのため、スマホが熱くなりすぎた場合は使用を一時的に停止し、冷却させることでバッテリーの劣化速度を遅らせる事が出来るということになります。
革製ケースがスマホバッテリーの寿命を縮める可能性
「初耳学」によると、革(レザー)ケースを使用するとスマートフォンのバッテリー劣化が加速するそうです。
番組内で、革を含む複数の手帳型スマホケースで温度変化実験が行われていました。
実験では、各種ケースを装着した状態でスマートフォンを15分間使用し、その後の本体温度を記録しました。
その結果、革製ケースを使用したスマホは温度が顕著に上昇し、37度に達することが確認されました。
この温度は人肌よりわずかに高い程度ですが、スマホにとっては非常に厳しい環境です。
この研究結果が公表される事で、革製スマホケースの市場に影響が出なければ良いのですが…
視聴者の反応はどの様なものだったのでしょう?
ちなみに、自分はいつもスマホが膨らんで故障してしまいます。
もしかすると、革製のスマホケースによる温度上昇が原因だったのかもしれませんね。
とは言え、スマホの画面保護を考えると革製のブック型スマホケースをやめる選択肢は今のところ有りません。
スマホバッテリーを守るための簡単な対策
スマホのバッテリー劣化原因が熱によるものという事が分かれば、対応策も練る事が可能です。
ここでは比較的簡単に出来る対策を挙げてみます。
スマホが過熱した際のケースの取り扱い
専門家によれば、スマホケースがスマートフォンの過熱問題の一因になっていることがあります。
ケースを付けずにスマホを使用すると落下時のリスクが増加します。
特に薄型のデバイスは衝撃に対して脆弱です。
また、高価なケースを購入した後に使わないのはもったいないと感じることでしょう。
そこで、スマホが熱を帯び始めたら、手帳型ケースを一時的に取り外すことをお勧めします。
これにより、バッテリーの過熱を効果的に防ぐことが可能です。
スタバなどのくつろげるお店でスマホで動画を見たりする場合であれば、スマホをケースから外していても落下させてしまうリスクは少ないでしょう。
スマホの寿命アップのためにも、試してみると良いでしょう。
耐熱性に優れたスマホカバーの選び方
長時間スマホを使用する際は、放熱性に優れたカバーに変更することも検討してみてください。
メッシュタイプやアルミニウム製のカバーは、内部の熱がこもりにくい設計になっています。
アルミニウムは熱の伝導性が高いので、スマホの熱を大気に効率よく発散させてくれます。
メッシュタイプのカバーは熱が内部にこもりにくいので、スマホの温度上昇が緩やかになると考えられます。
手帳型カバーは全面的な保護に役立ちますが、その分、熱が内部に溜まりやすくなります。
例えば、人気のアプリ ポケモンGO を15分間プレイした際のスマホ表面温度を比較すると、手帳型が最も温度が高くなることがわかります。
他のタイプのカバーでは温度差がほとんどなく、差は誤差の範囲内です。
参考にしたサイト:https://media.fashion-balloon.com/articles/pokemongo_cases_hatsunetsu1
カバーを選ぶ際は、素材や形状を考慮し、自分の利用状況に合ったものを選ぶことが重要です。
これにより、スマホ本体の寿命を延ばすことができます。
革製スマホケースによるバッテリー劣化とその対処法 まとめ
ブック型スマホケースは画面保護には効果的ですが、スマホの熱管理においては逆効果になることがあります。
特に革製のケースは、熱を内部に閉じ込めやすい性質がありますので注意して下さい。
スマホのバッテリーを長持ちさせるためには、熱を効率よく逃がすことができる材質のケースを選んだり、カバーの面積が少ないデザインを選ぶことが望ましいです。
スマホが過熱した際には、ケースを外してデバイスを冷却することも有効な方法です。
スマホの長時間使用は目の疲れにも繋がるため、使用時間に注意し、定期的に休憩を取ることも重要ですよ。