キットカットを保存していたら白変してた!何でなの?食べても安全なの?
キットカットは、子どもから大人まで幅広く愛されるお菓子ですが、その保存のしかたや保存期間には注意が必要ということをご存じでしょうか?
そう聞くと、ちょっと意外に感じるかもしれません。
買ったまま放置してしまったキットカットの表面に白い斑点が見られることがあります。
もしかしたら、あなたも目にしたこと無いですか?
さて、白い斑点は果たして安全なのでしょうか?
カビなのでしょうか?
気になりますよね。
実は、この現象はキットカットの劣化のサインかも…
この記事では、キットカットの保存期間や適切な保存方法、劣化のサインについて詳しく説明していきます。
キットカットの保存期間とは
キットカットの保存期間は製造日から数えて10ヶ月となっています。
チョコレートは他の多くの食品に比べて比較的長期間保存が可能ですが、注意すべきは、この期間が製造日からであることです。
しばしば、保存期間が近づいたキットカットがスーパーで割引されているのを見かけることがあります。
自分も過去にお得な値段で購入したことが有りますが、家に帰って賞味期限が1ヶ月後だと気付いたことがあります。
賞味期限が短いから安くなっていたんですね。
購入時は、製造日と保存期間をしっかり確認するようにしましょう。
特に、すぐに食べない場合は、知らず知らずのうちに長期間パントリーに保管してしまい、期限を過ぎてしまうこともあります。
キットカットの魅力とその歴史
キットカットは、なめらかなチョコレートとサクサクのウエハースが組み合わさった、老若男女に愛されるお菓子です。
1935年にイギリスで誕生したこのお菓子は、ロンリー社の工場で働く従業員の「持ち運び可能なチョコレートバーを製造する」というアイデアから始まりました。
自分も子供の頃からこのお菓子は好物の一つで、現在も家にストックすることがあります。
今回は、キットカットのあまり知られていない保存方法や賞味期限について掘り下げて行こうと思います。
キットカットの保存について
キットカットは他の多くの食材と比べて比較的長持ちするチョコレートを用いたお菓子ですが、果たして腐るのでしょうか?
チョコレート製品だとしても腐る事はありますが、大体はチョコレートに入っている果実やクリームが先に腐ってしまいます。
チョコレート自体はほとんど腐る事は無いと言われています。
チョコレートにはほとんど水分が含まれていないため、雑菌の増殖がしにくい事がほとんど腐らないと言われる理由です。
食品を砂糖漬けにして保存期間を延ばすのと同じような感じですね。
しかし、長期間保存していると品質が劣化する事は有ります。
賞味期限を過ぎてもすぐに品質が劣化するわけではありませんのでご安心ください。
ただし、保存状態によっては賞味期限内であっても品質が低下することがあります。
ここでは、キットカットの品質が低下した際に見られる変化について説明します。
味と香りの変化
キットカットが劣化すると、最初に感じるのは味と香りの変化です。
特に、チョコレートの脂肪分が酸化すると、不快な臭いが発生します。
長期間放置していたキットカットを開けた時、変な臭いがしたため食べずに確認してみると、中のチョコレートが変色しているのを発見しました。
残念ながら、そのキットカットは食べるのを諦めました。
白変現象(ブルーム)
キットカットに白い粉が付着していることがあります。
これは「ブルーム現象」と呼ばれ、主に温度変化が激しい環境や賞味期限を大幅に過ぎた製品で見られます。
この現象はチョコレートの成分が分離し表面に現れるもので、食べても健康に害はありませんが、見た目が気になる場合は食べるのを避けた方が良いでしょう。
柔らかくなる問題
通常、キットカットは適度な硬さがありますが、気温が高いところでは柔らかくなり、形が崩れることがあります。
夏場に小袋の中でベタベタになって食べにくかったと言った経験が有るかと思います。
一度溶けたキットカットを冷凍することで硬くはなりますが、味は元には戻りません。
品質低下してしまった場合、冷凍しても品質が改善されるわけではありません。
自分も夏に車の中にキットカットを置き忘れ、溶けてしまった経験があります。
暑い季節は特に保存に気を付ける必要があります。
キットカットを最適に保管する方法
キットカットをできるだけ良い状態に保つために、以下の三つの保管方法をお勧めします。
常温保管する場合
一般的に多くの店舗で常温で販売されているキットカットは、家庭でも室温が25度以下の場合には常温で保管することができます。
ただし、直射日光の当たらない、温度変動の少ない暗い場所が理想的です。
自分はキッチンの食器棚を利用しています。
キッチンの中で最も涼しいと感じる保管場所です。
冷蔵保管
チョコレートを冷蔵庫で保管することは、一部の人々にとっては常識的な方法でしょう。
キットカットを冷蔵することで、パリパリとした食感が増し、特に暑い時期や室温が28度を超える環境下では、溶けるのを防ぐためにも冷蔵が適しています。
ちなみに、自分はチョコパイは冷蔵庫で保存する様にしています。
キットカットは常温保存派です。
冷凍保管
あまり知られていないかもしれませんが、キットカットは冷凍しても品質を保つことができます。
冷凍されたキットカットはヒヤッとした食感が良いそうです。
自分は歯が強くないので冷凍はしていません。
なお、解凍する時は自然解凍推奨です。
電子レンジで解凍するのは避けてください。
チョコレートが溶け出してしまうから当たり前ですよね。
また、一度解凍したものを再び冷凍すると、風味が著しく低下するため、食べる分だけを室温で自然解凍することをお勧めします。
食べかけのキットカットの正しい保管方法
多くの人が持つ疑問、「食べかけのキットカットはどうする?」について考えてみます。
食べかけのキットカットは、かじった際に細菌が付着するため、できる限りその日のうちに完食することが望ましいです。
そもそも、キットカットは折って食べる事が出来るお菓子なので、折って半分づつ食べる事でこの問題は解決できます。
もし一度に食べきれなかった場合は、食品用ラップでしっかりと包んで冷蔵庫に保管し、その日のうちに食べるようにしましょう。
素手でキットカット自体を触らない様にする事も重要です。
数日経過してから食べるのは、安全性を考慮し控えることをお勧めします。
キットカットの保存方法と賞味期限についてのまとめ
キットカットの保存方法とその賞味期限について説明してきました。
キットカットは保存が効くお菓子ですが、おいしく楽しむためには賞味期限が来ないうちに食べることが重要です。
自分の家ではキットカットは家族にとても人気なので、買って来てもすぐに食べきってしまうことが多いです。
安売り特売を見つけて大量購入する際には賞味期限のチェックを忘れないよう注意が必要です。
保存は25度以下、冷蔵庫での保存が良いでしょう。
食べる際は出来るだけ食べ切ってしまいましょう。
かじって食べた残りは細菌が発生するので長時間保存するのは厳禁です。
この情報がお役に立てれば幸いです。