北海道では1月から3月の間に各地で冬の祭りがあります。
コチラの記事で層雲峡温泉氷瀑まつりを紹介しましたが、今回は数ある冬の祭りの中から次の3つをご紹介します。
・さっぽろ雪まつり
・千歳・支笏湖表濤まつり
・定山渓温泉雪灯路(ゆきとうろ)
層雲峡氷瀑まつりとはまた違う楽しみ方が可能です。
最後に上記3つ以外のイベントもリストアップしていますので、冬の北海道旅行を計画されている方はぜひ、参考にしてください。
さっぽろ雪まつり
さっぽろ雪まつりは2025年で75回目。
2024年は283万9千人も訪れました。
ここ数年、コロナ禍で中止になったり、飲食ブースを縮小していた雪まつりでしたが、4年ぶりに全ての会場や飲食ブースが開かれ大盛況でした。
札幌市内の大通り会場、つどーむ会場、すすきの会場の3ヶ所で、見応えのある雪像、氷の彫刻、遊べる広場、グルメが楽しめるようになっています。
大通り会場では1丁目から11丁目まで広範囲に渡り、大きな雪像5基を中心に中小の雪像や市民雪像などが展示されています。
市民雪像や世界各地から参加して制作した雪像などが展示され、人気投票があるので、参加者も力が入ります。
昨年は8丁目会場に旧札幌停車場の大きな雪像が作られ、日没にその雪像にプロジェクションマッピングが映し出されました。
まるで本当に札幌停車場がそこにあるようで、電車も通りとても繊細かつダイナミックな演出。
感動した人も多いことでしょう。
大通りの雪像を隈なく見て回るのは結構大変ですが、積極的に参加すると、雪像の見方も変わるかもしれません。
それは人気投票への参加。
札幌観光協会公式のアプリ「さっぽろグルメクーポン」を入れておくと、お得で楽しいイベント情報もゲットでき、市民雪像人気投票にも参加できます。
その上、雪まつり公式記念品も抽選で当たりますよ。
どの作品が1位になるか、これも楽しみですよね。
つどーむ会場は、札幌市のスポーツ交流施設 コミュニティドームです。
大通り会場からは離れていて、地下鉄の東豊線「栄町」から徒歩約13分です。
また、栄町から会場まではシャトルバスが出ています。(※一般車両の駐車場は近隣にありません。)
つどーむ会場では子供が遊べるアトラクションも多く、チューブスライダーやソリ、滑り台、雪の迷路などあります。
また、地元の高校生のスノーオブジェコンテストも毎年しています。
昨年はスライダーなどアトラクションが2時間待ち。
人気の凄さがうかがえますね。
すすきの会場は南北線すすきの駅を降りてすぐのところにあります。
主に氷の彫刻が展示され、2024年は60基もの作品がありました。
こちらも光に照らされて、見応えがあるアートの世界です。
食事に関しては、大通り会場、つどーむ会場、すすきの会場のどこにも屋台が出ます。
北海道ならでは味噌らーめん、バターコーンラーメン、かに汁、いか飯、帆立焼きなど魚介、ザンギや和牛、ジンギスカンなど肉類、またボルシチなど海外のグルメを提供しているコーナーなど盛りだくさん。
雪まつりに行ったら、ホテルは素泊まりにして、至る所に出る屋台の海鮮、肉、ラーメン、デザートなど満喫してほしいです。
また、温かいスープやホットドリンクなど、お店に入らずともこのまつりで満腹になること間違いなし!
でも飲食店でも割引があったりするので、さっぽろグルメクーポンのアプリをフル活用して色々お得なサービスをゲットしてください。
さっぽろ雪まつりは朝からライトアップされる夜まで楽しめるので、展示作品を見て、グルメ三昧したい方におすすめです。
また会場が広いので、かなり歩くことになるので、健康にも良さそうですね。
日時:2025年2月4日(火)から2月11日(火・祝)の8日間
会場:
大通会場 大通公園(大通西1丁目~西11丁目)
つどーむ会場 つどーむ(東区栄町885-1)
すすきの会場 札幌駅前通(南4条~南6条西3・4丁目)(予定)
定山渓温泉雪灯路(ゆきとうろ)
札幌市街地から車で1時間弱の定山渓温泉でも冬のイベントをやっています。
雪灯路と呼ばれるイベントで、定山渓神社内の境内に地元の人たちの手作りで、1,000個にもわたるスノーキャンドルが飾られています。
とても雰囲気のあるキャンドルのゆらめきを見ながら散歩してみてください。
そこを通り過ぎると、森の中ではプロジェクションマッピングによる幻想的な雰囲気が体験できます。
一週間だけのイベントですが、一見の価値ありです!
そして、せっかく定山渓神社に来たのですから、定山渓温泉に泊まってほしいです。
温泉街から定山渓神社の間を30分間隔でシャトルバスが巡回していてとても便利です。
定山渓温泉は無色透明でまろやかなナトリウム塩化物泉で体の芯から温まる特徴がある温泉です。
20以上の温泉宿があり、温泉を楽しみながら、スノーシューで散策したり、犬ぞり体験やスノーアクティビティなど色々あります。
日中は楽しみながら、夕方は温泉に浸かり、夜は定山渓温泉雪灯路に行くというのもおすすめです。
日時:2025年1月25日(土)~2月1日(土) 18時〜21時
場所:定山渓神社(札幌市南区定山渓温泉東3丁目)
料金:高校生以上500円(定山渓エリアに宿泊している人は無料)
駐車場:スポーツ公園駐車場(30台可能)
問い合わせ先011-598-2012(定山渓観光協会)
アクセス:
<バスの場合>
札幌駅→定山渓湯の町(予約制のカッパライナー号)
じょうてつバスが運営しているかっぱライナー号に乗って定山渓温泉まで行けます。
あらかじめ、じょうてつバスのサイトからネット予約をするのがおすすめです。
ネット割:1,260円(約60分)
通常運賃:1,400円(約60分)
<車の場合>
札幌市街地から国道230号経由で25キロ(約45分)
千歳・支笏湖氷濤まつり
こちらは氷濤(ひょうとう)まつりと言います。
札幌から車で40分、支笏洞爺国立公園内で開かれています。
支笏湖の水を吹きかけて凍らせている氷像が展示されています。
氷でできた滑り台、靴で滑るリンク、神社などもあります。
氷瀑まつりにはないものとして、チャイルドリンクや氷の水族館が挙げられます。
チャイルドリンクは靴のままで滑ることができるリンク、氷の水族館はヒメマス、ニジマス、アメマス、ウグイ、プラウントラウトなどが氷漬けになって展示されています。
他にも高さ9メートルの氷の壁で作ったビッグマウンテンや氷で作られた螺旋階段、ブルーシャトーなど趣向を凝らした制作物が10以上、なかなか見応えがあります。
土日は18時半から花火が打ち上がることになっています。
残念ながら2024年は暖冬だったため中止となってしまいましたが、2025年に向けて今準備中です。
日時:2025年2月1日~2月24日 10時〜20時(16時半からライトアップ)
場所:北海道千歳市支笏湖温泉
料金:中学生以上 1,000円(小学生以下は無料)
駐車場:支笏湖の駐車場を利用(400台可能)
アクセス:
<バスの場合>
新千歳空港→千歳駅→支笏湖(55分)中央バス
片道料金1,050円
問い合わせ先0123-23-8288
<車の場合>
札幌から国道453号経由で約1時間
※車の場合、国道453号を使った方が早いですが、カーブや勾配の多い雪道を走るので、少し時間はかかりますが、有料道路を使った方が安全です。
有料道路を使った場合、1時間20分かかります。
支笏湖温泉はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉でとろりとした温泉で、体の芯から温める効果があります。
温泉宿も老舗の旅館から休暇村まで幅広くありますので、ぜひ、温泉を楽しみながら、支笏湖氷濤まつりに行くのがおすすめです。
支笏湖も氷と遊ぶというテーマで氷を割って湖に飛び込んだり、漂流する氷に乗ったり非日常の体験ができるツアーがあります。
ウエットスーツを着ているから寒くないのだとか…。
ぜひ経験してみてはいかがでしょうか。
その後温泉が待っていると思えば、これも楽しい経験ですよね。
その他の冬のまつり
この他にも北海道ではさまざまな冬のまつりがあります。
詳細がこれからのものが多いですが、ご紹介します。
日程 2025年2月6日(木)〜2月11日(火)(6日間)9時〜21時(最終日20時まで)
場所 石狩川旭橋下流河畔 / 平和通買物公園
日程 2025年2月1日・2日
場所 釧路市国際交流センター、耐震・旅客船ターミナル(釧路市幸町3丁目3)※予定
日程 2025年2月8日〜2月15日 17時〜21時
場所 小樽運河、旧国鉄手宮線、朝里川温泉ほか市内各所
日程:例年12月末〜翌年2月末(2025年はまだ未定)
場所:五稜郭
日程:2025年1月25日(土)〜2月16日(日)19時〜21時
場所:音更町十勝が丘公園
日程:例年2月1日〜3月2日 19時半〜
場所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉 阿寒湖氷上特設会場
日程:2025年2月8日〜9日
場所:網走商港埠頭会場
まとめ
1月〜3月にかけて開催される北海道の冬のまつりの中で3つをピックアップしてご紹介しました。
それぞれの場所によっても楽しみ方が違います。
ぜひ冬の北海道を満喫してみてはいかがでしょうか。