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移動中に充電!JR東日本、普通列車グリーン車のコンセント事情を解説!

ひじ掛け充電中 Scaled お出掛け
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仕事や旅行で外出中に携帯の充電が無くなってきたり、PCで仕事をしたい場合に電源コンセントが有ると助かりますよね!

モバイルバッテリーを持参しているなら良いのですが、いつでも準備していると言う訳には行かないでしょう。

その様な時はコンセントを探して充電しなければなりませんよね。

しかし、よほど大きな駅で無ければ電源コンセントは有りません。

東京駅や新大阪駅などの待合室でコンセントを見掛けたことは有りますが、そこまで大きな駅で無い場合、コンセントを見つける事は難しいでしょう。

その様な時に、駅の喫茶店(BECK’S COFEE)などが有れば、店舗内のイートインコーナーに設置されているコンセントを使わせて頂く方法が有ります。

BECK’S COFEE SHOPが改札内に有るのであれば、改札を出ないで充電ができる可能性が高いです。

ですが、ある程度充電状態を回復させたり、PC作業であれば一区切りするまで作業をする必要が出て来るため、かなり時間をロスしてしまいます。

乗り換え時間がギリギリの場合は充電している暇なんてありませんし、時間的な余裕が有ったとしても、この時間って本当に勿体ないですよね。

そんな時、JR東日本の普通列車のグリーン車なら電源コンセントが有るかもしれません。

横須賀線、総武快速線、そして中央快速(オレンジ色の電車)のグリーン車であれば、コンセントが使える可能性が有るという事なのです。

この記事では、通勤や旅行中にJR東日本の普通列車のグリーン車で電源コンセントを見つけたいという方に最適です。

「移動中にスマートフォンやPCを充電したい!」と思っているあなたのために、普通列車のグリーン車における電源コンセントの有無や配置について詳しく解説して行きます。

まず、普通列車のグリーン車とはどのようなものでしょうか。

見てみましょう!

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普通列車のグリーン車とは?

普通列車のグリーン車とは?

普通列車のグリーン車は、快適な座席や広い足元のスペースが確保された車両です。

一部の列車ではスマートフォンやノートパソコンなどの電子機器を充電するための電源プラグを備えています。

すごく贅沢な車両ですよね。

JR東日本の普通列車に併結されているグリーン車は、有料ですが特急列車のグリーン車とは異なり指定席ではなく自由席となっている点に注意が必要です。

また、普通列車のグリーン車では座席の事前予約ができないため、この点を理解しておくことが大切です。

普通列車のグリーン車は通常、4号車と5号車に配置されており、2階建てのダブルデッカー構造を採用しています。

先ずは、普通列車のグリーン車に電源コンセントは必ず設置されているのかについて見て行きましょう。

特定の路線における普通列車グリーン車の電源コンセント設置有無

特定の路線における普通列車グリーン車の電源コンセント設置有無

まず、結論からお伝えします。

普通列車のグリーン車では、全ての路線ではなく特定の路線の一部車両において電源コンセントが設置されています。

それでは、どの路線でこのサービスを利用できるのか、具体的に見ていきましょう。

電源コンセントを備えた普通列車グリーン車両が運行されている路線

電源コンセントが装備されている普通列車グリーン車が運行されているのは、以下の路線です。

  • 横須賀線(東京~久里浜間)
  • 総武快速線(東京~千葉間)
  • 外房線(千葉~上総一ノ宮間)
  • 内房線(蘇我~君津間)
  • 総武本線(千葉~成東間)
  • 成田線(佐倉~成田間、成田~成田空港間)
  • 中央快速線・青梅線(東京~高尾(大月)、青梅間)

電源コンセント非装備の普通列車グリーン車両が運行されている路線

一方、以下の路線では、普通列車にグリーン車が併結されてはいますが、電源コンセントは装備されていないので、ご注意ください。

  • 宇都宮線(上野~宇都宮間)
  • 高崎線(上野~高崎間)
  • 上越線(高崎~新前橋間)
  • 常磐線(上野~土浦・水戸・日立・高萩間)
  • 上野東京ライン(上野~東京間)
  • 湘南新宿ライン(大宮~逗子間)
  • 東海道線(東京~小田原・熱海・沼津間)
  • 伊東線(熱海~伊東間)

では、横須賀線や総武快速線のグリーン車に電源コンセントが装備されている理由は何でしょうか?

横須賀線と総武快速の特定グリーン車のみに電源コンセントが設置されている理由

横須賀線と総武快速の特定グリーン車のみに電源コンセントが設置されている理由

横須賀線と総武快速線で特定の列車のグリーン車のみ電源コンセントが設置されている理由ですが、その主な要因は車両の導入時期にあります。

2020年12月21日に、横須賀線と総武快速線には新型のE235系電車が導入されました。

この新型車両には、グリーン車両内に電源コンセントが設置されています。

しかし、2022年時点でこれらの路線には、新型のE235系と1994年に導入された旧型のE217系が混在して運行されています。

他の路線では、2000年に宇都宮線でデビューしたE231系や、2005年に導入された常磐線の快速列車用E531系、そして2008年に東海道線などで運行を開始したE233系3000番台などがあります。

車両の導入順序を簡単に振り返ると、「E217系→E231系→E531系→E233系→E235系」となります。

これにより、最も古いE217系電車の置き換えが進行中であることがわかります。

このため、普通列車のグリーン車内に電源コンセントが設置されているのは一部の列車に限られているのが現状です。

JR東日本は旧型のE217系を2024年度までに全て置き換える計画を立てており、それまでは列車によって電源コンセントの有無が異なるため、利用者は事前に確認する必要があります。

中央快速線、青梅線のグリーン車運用開始とコンセントについて

中央快速線、青梅線のグリーン車運用開始とコンセントについて

2025年現在、中央快速線と青梅線の列車に連結される様になった2階建てグリーン車には、コンセントが設置されています。

横須賀・総武線と違い、2階建てのグリーン車が連結されていればコンセントが使えるため、見極めする難易度は格段に低くなります。

横須賀・総武線の様に、E235系かどうかをチェックする必要が無いのが便利です。

念のため、駅の列車案内で 15両編成 となっていればグリーン車を連結していますので、コンセントを使いたい場合15両編成の列車に乗る様にして下さい。

普通列車グリーン車の電源コンセントの設置場所について

普通列車グリーン車の電源コンセントの設置場所について

2022年現在、横須賀線と総武快速線の特定の普通列車グリーン車、中央快速、そして青梅線のグリーン車に電源コンセントが設置されていますが、その具体的な位置は座席のひじ掛けに付いています。(写真参照)

普通列車のグリーン車は、3つのフロアに分かれています。

2階席、1階席、そして平屋席です。

これら全てのフロアの座席に電源コンセントが設置されています。

それでは、座席の配置について詳しく見ていきましょう。

電源コンセントは窓側と通路側、どちらに設置されている?

横須賀線と総武快速線に運行されている新型E235系車両のグリーン車の座席配置は2+2となっています。

これは、窓側と通路側に座席があることを意味します。

東海道新幹線など他の列車では、窓側の座席にのみ電源コンセントが設置されていることがありますが、E235系のグリーン車と中央快速、青梅線のグリーン車では窓側と通路側の両方に電源コンセントがありますので安心して下さい。

提供される電力はAC100V・最大2Aです。

ただし、周波数が60Hzになっていますので50Hz専用の機材を使う場合は注意して下さい。

電源コンセントの説明

コンセントは60Hz 2A

グリーン車には日本国内用の標準電源コンセントのみが設置されているため、充電器の持参が必要です。(貸し出しはありません)

USBケーブルだけしか持っていない場合は充電出来ないので注意して下さい。

余談ですが、E235系車両ではJR東日本の無料Wi-Fiサービスも利用可能です。

セキュリティ上の理由から業務用には不向きかもしれませんが、YouTube視聴やウェブサーフィンなどには十分対応しています。

念のため 普通列車グリーン車の乗り方(料金の支払い方)

普通列車のグリーン車に乗車するには、駅でグリーン券を購入するか、車内で購入するかのどちらかが必要となります。

なお、車内で購入すると料金が高いので、駅で購入する事をおススメします。

グリーン車の乗車位置近くに販売機が設置されているハズです。

グリーン券販売機

駅で購入する場合、SuicaやPASMOを持っていればカードに情報を書き込むことでグリーン券を購入したことになります。

※Suicaグリーン券専用と書いていますが、PASMOでも大丈夫です!

乗車駅(購入する駅)と下車駅を画面で設定して情報を書き込みします。

チャージ金額が不足していても、現金チャージ出来るようになっていますので安心して下さい。

E235系二階建て

列車が来たらそのまま乗車して下さい。

乗車時に検札などは有りません。

座席着席灯

乗車したら、座席の上のランプが赤点灯している席が空席です。

座席指定では無いのでランプを確認して空席を探してください。

SuicaかPASMOでグリーン券を購入した場合は、ランプ横のSuicaのマークの所にカードを近づけて下さい。

カード情報を認識すると、赤いランプ表示が緑点灯に変わります。

これで料金支払いした事になり、乗務員さんに検札される事はありません。

なお、紙の切符でグリーン券を購入した場合やグリーン券を購入せずに乗車した場合は、乗務員さんに確認してもらう事で(料金を支払う事で)ランプを緑点灯に変えてもらいます。

ちなみに、座席の移動も可能となっています。

列車の乗り換えも大丈夫です。(例えば、東海道線から総武線に乗り換える等も大丈夫です)

今後、他の路線の普通列車グリーン車に電源コンセントは設置されるか?

今後、他の路線の普通列車グリーン車に電源コンセントは設置されるか?

今後の展望を探る中で、他の路線における普通列車グリーン車への電源コンセント設置についての見通しについて考えてみましょう。

前の方で説明させて頂きましたが、2024年度から中央快速、青梅線にグリーン車が連結され始めました。

その二階建て車両のグリーン車にはコンセントがしっかり設置されています。

それ以外の路線に関しては、近い将来にグリーン車に電源コンセントが設置される可能性は低いと見られています。

具体的には、宇都宮線、高崎線、東海道線に関して、現在はE231系やE233系の使用が続いており、これらの路線でグリーン車に電源コンセントが設置されるかについては、今後のJR東日本からの公式発表を待つのが賢明だと言えます。

JR東の普通列車グリーン車の電源コンセント設置についてのまとめ

JR東の普通列車グリーン車の電源コンセント設置についてのまとめ

如何でしたでしょうか?

横須賀線、総武快速線、外房線、内房線、総武本線、成田線の一部区間でE235系電車(上の写真の電車)が来た場合には、グリーン車に電源コンセントが設置されています

また、中央快速・青梅線のグリーン車にもコンセントが設置されています。

グリーン料金が掛かってしまいますが、移動しながらコンセントが使えますので非常に便利です。

駅構内のBECK’Sでコーヒーを飲みながらコンセントを使った場合、ブレンドコーヒーが290円です。

グリーン車料金は50㎞までだと、suica 750円、普通料金 1,010円です。

100㎞までだと、suica 1,000円、普通料金 1,260円となります。

101㎞以上になると、suica 1,550円、普通料金 1,810円と、かなり高価です。

値上げにより手軽に利用するには戸惑ってしまいそうな価格になってしまいましたが、どうしても移動しながら充電する必要が有る場合は払えない価格では無いと思います。

あなたのお時間をお金に換算した場合、2023年の最低賃金は893円(岩手県の場合)ですので、

充電に1時間かかった場合グリーン車に乗った方がコスパが良い事が分かります。

グリーン車で電源コンセントが使える事を知っておけば、いざという時に役に立つと思います。

また、飛行機の搭乗券がモバイルチケットなのに、携帯の充電が無くなりそうと言う場合は背に腹は代えられないでしょう。

その様な場合は、総武快速のグリーン車を利用しながら充電すると良いですよ。

皆さんも、普通列車のグリーン車コンセントを上手く活用してみて下さいね。

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