花桃まつりの魅力を一挙に解説!行かなきゃ損するオススメスポットも!
長野県阿智村で毎年春になると花桃まつりが
開かれているのをご存知ですか?
長野県の阿智村から南木曽町を通る国道256線沿いが
4月の中旬から5月の中旬に掛けて花桃一面となり、
格好のドライブコースになるんです!
車窓から眺めても、散歩しても、どちらでも楽しめます^^
そしてその時期に2ヶ所でお祭りも開かれ、
例年多くの人が集まります。
今回は阿智村一帯に広がる花桃のお祭りと
付近で味わえる長野の美味しい食事や温泉をご紹介しますね。
花桃とは
花桃は桃の種類です。
実が生るのですが酸味や苦味があり、残念ですが食用には向きません。
食いしん坊の自分としては残念な情報でした。
花桃は・・・
花桃は観賞用として品種改良された春に咲く花です。
原産は中国北部で、中国で桃は昔から福を招くと
言われてきました。
日本にも弥生時代に中国から渡って来たようですが、
平安時代には桃の節句に祝う花として使われていたようです。
歴史は古いんですね〜。
耐寒性、耐暑性に優れていて、日当たりが良く
水はけの良いところが適しているそうです。
比較的育てやすい植物なので、
家でも育てることもできるんだとか!
この阿智村では、1本の枝から紅・白・ピンクの
3色に咲き分ける三色花桃が主に植えれられて
います。
ですから満開になると3色のグラーデーションが
素晴らしく、思わず顔がほころんでしまいます。
昨年はコロナ感染対策で花桃まつりは
中止となりました。
2種類の花桃まつり
例年だと開かれるおまつりの一つは
昼神温泉花まつりで4/10~中旬までです。
もう一つは花桃まつり(月川温泉郷、花桃の里)で
4/22~5/7頃までです。
花の見頃が少しずれるので昼神温泉付近の方が
先に予定されているんですね。
花の開花状況によって多少予定が変わります。
国道256線沿いには5,000本植栽されていて、
この通りは『花桃街道』と呼ばれています。
花桃まつりが行われる月川温泉郷一帯には5,000本ほど
ありますので、全体で10,000本にもなりこの時期だけ
花桃を存分に楽しめるんです。
期間中は20万人ほど観光客が来られる
ようですので、混むことは間違いないですね。
花桃街道は40kmもの道に花桃が
連なっているので、渋滞にもなるかと思います。
駐車場も含めて余裕を持って
移動された方が良いですよね。
花桃を楽しみつつ、阿智川にはこの季節
鯉のぼりもたくさん揺らいでいるので、
鯉のぼりも楽しみの一つにしてみて下さい。
月川温泉郷 花桃の里の花桃まつりの会場では
花桃の苗も販売しています。
その他信州で有名な五平餅、山菜の天ぷらや
おいなりやお蕎麦など軽食が食べられたり、
地元でとれたたけのこ、タラの芽、わらび、
野菜、果物や加工品も販売しています。
地元の方との話にも花が咲きとても
賑わっています。
そしてまつりの期間中は17:00から22:00頃まで
ライトアップされ、昼間とは違った花桃を楽しむこともできます。
花桃散策と共に~美味しい食事処~
花桃まつりの会場でも五平餅や山菜などを楽しめますが、
昼神温泉を散策すると一息つけるおすすめのお店が色々とあります。
今回は下記の4つをご紹介します。
・信州と言えばお蕎麦も有名・・おにひら
・甘味どころで休憩・・ひるがみ茶屋
・おやきの種類が豊富・・おやき工房えんまん
・民家を改修したカフェ&お土産・・昼神キヲスク
では1つずつご紹介しますね。
信州名物のお蕎麦を堪能!【おにひら】
おにひらさんはお蕎麦屋さんですが、地元の特産物なども
色々販売しています。
おそば、果物、野菜、蜂蜜など季節によって
いろいろな品揃えで楽しいです。
事前に予約が必要ですが、そば打ち体験もでき、
それを食べることもできるし、お土産として
持ち帰りもできます。
ちょっと一息&甘味処【ひるがみ茶屋】
ひるがみ茶屋さんではお団子や甘味のほかに五平餅や
ひるがみにんにくらうめんや阿智村産の菊芋めんなど麺類もあります。
店内には地元の農産物や手作りの小物なども
販売しています。
おやきの種類が豊富でつい迷う【おやき工房えんまん】
おやき工房えんまんさんはなんといっても
おやきの種類が豊富です。
野沢菜、かぼちゃ、なす、ピザ、きんぴら、
ネギ味噌、ミルクさつまいも、じゃがバター、
小倉あん、切り干し大根、たけのこ、
ミョウガ味噌レンコンなど驚くほどの種類です。
食べきれませんね〜。
炭火で焼いて、竹筒で息を吹き込み、火加減を
調整しているようで、そんな作り手の様子も見られるんです。
民家をリフォームしたカフェwithお土産屋【昼神キヲスク】
民家を改修してできたお店で2年前の5月に
オープンしました。
1階がお土産屋で2階が吹き抜けになっていて
カフェとなってます。
解放感いっぱいのお店です。
お土産コーナーでは美肌の湯と言われている昼神温泉の
人気のスキンケア『HIRUGAMIYAGE』や
阿智村の美味しいお米や五平餅など色々あります。
そしてカフェでは湯けむり温泉プリンや
地元の果物を使ったスムージなども美味しいですよ。
宿泊の必要なしのスポットといえばここしか!
宿泊先もたくさんありますが、今回は日帰りでも
温泉を味わえるところをご紹介します。
散歩コースに2ヶ所の足湯『ふれあいの湯』『あひるの湯』
日帰り温泉施設の『湯ったり〜な昼神』があります。
一つずつ説明します。
足湯① 【ふれあいの湯】
昼神温泉出湯35周年記念で作られた足湯なんです。
朝市広場の近くにありますので、朝市の帰りなど散歩で
行けるところです。
一度に15名まで利用できて無料です。
足湯② 【あひるの湯】
平成19年に新源泉・5号源泉発掘記念で作られた足湯で
こちらも無料です。
散歩の途中で立ち寄ってみてくださいね。
こちらは一度に4名までの利用だそうです。
日帰り温泉 【湯ったり~な昼神】
こちらは温泉にプールにマッサージをしてくれる
リラクゼーションルームそして食事もできる施設です。
午前10時〜午後9時半まで営業しています。
休館日は毎週火曜日です。
露天風呂、大浴場、そして事前に予約が必要ですが介護・家族風呂があります。
温水プールやジャグジー、歩行プールもあります。
家族連れはもちろんですが、運動不足で水の中で歩きたい人や
腰や膝が痛いけど、水中ならば負担がないので
少し泳いでみたい人にもオススメですよ。
そして入浴後には郷土料理や創作料理などもあるレストランで
食事もできますので、宿泊しなくてもその名の通りゆったり温泉を
楽しんでのんびりした一日を過ごせそうですね。
【長野県阿智村】へのアクセス
阿智村への行き方は色々ありますが、電車、高速バス、車
それぞれのパターンをご紹介します。
花桃の里と昼神温泉間を結ぶシャトルバスも期間限定ですが
利用できますよ。
また自家用車で行った場合の駐車場についてもご紹介します。
電車
大阪方面からだと、
・JR新大阪(新幹線で約50分)⇨JR名古屋(中央本線快速約75分)
⇨中津川駅下車。 中津川駅(直行バス中津川便40分)⇨昼神温泉郷
(中津川からの直行バスは昼神温泉に宿泊の方のみの利用なのでご注意ください。)
東京方面からだと、
・JR新宿駅(中央本線約2時間半)⇨上諏訪駅下車。
上諏訪駅(直行諏訪便2時間)⇨ 昼神温泉郷
(上諏訪からの直行バスは昼神温泉に宿泊の方のみの利用なのでご注意ください。)
高速バス
・大阪(梅田・高速バスで約4時間)⇨駒場下車(タクシーで10分)
⇨昼神温泉郷
・東京(バスタ新宿・高速バスで約4時間)⇨伊賀良下車
(タクシーで20分)⇨昼神温泉郷
車
・大阪方面⇨ 吹田ICから名神と東名と中央自動車道を走り
園原ICで下り、県道89号と国道256号利用で約8分
・東京方面⇨ 初台ICから首都高と中央自動車道を走り、
飯田山本ICで下り、国道153号と256号利用で約10分
花桃の里~昼神温泉 運行シャトルバス
花桃まつりの期間中は花桃の里(月川温泉郷)と昼神温泉の間で
シャトルバスを運行するようです。
1日2便の予定ですが、臨時便が増便されることもあるので
確認してくださいね。
昨年は中止でしたので、その案内も表示されてはいませんでした。
昨年は下記の通りです。
料金は往復で1,000円(片道だけの利用でも同額だそうです。)
通常の2便は下記の通りです。
昼神温泉 9:00発⇨ 到着後自由散策 ⇨ 帰りは昼神温泉 13:05着
昼神温泉11:00発⇨ 到着後自由散策 ⇨ 帰りは昼神温泉15:05着
まつり毎の駐車場
前述したように、花桃の時期はとても混雑します。渋滞はもちろんですが、
駐車場も少し早めの8時頃に入ったり、ライトアップもあるので
少し夕方にずらしたりするのも方法かもしれませんね。
昼神温泉花まつり:朝市広場上の駐車場 普通車約100台
金額 二輪車200円、普通車500円
花桃まつり:会場周辺に駐車場あり。普通車3,000台
金額 二輪車200円、普通車500円
花桃まつり まとめ
今年はぜひ開催してほしい花桃まつりですが、
花桃を楽しみながら、美味しい食事や温泉も
欲張って楽しみたいですよね。
ぜひ花桃の見事な春に行かれてみては
いかがでしょうか。
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