ノスタルジックな時間が流れる大林宜彦監督が愛した尾道を紹介します!
2020年の春に非常に残念なニュースがありました。
映画監督の大林宜彦氏が肺がんでお亡くなりになったんです。
ご冥福をお祈りします。
自分は大の尾道好きなのですが、そのキッカケは大林監督が撮影された映画を見たからでした。
大林監督を偲んで、自分が撮り溜めしていた尾道の風景をアップ致します。
尾道を好きになるキッカケとなった作品「ふたり」に出て来る景色
新尾道三部作の「ふたり」に出て来る風景がとてもキレイで、自分は尾道が好きになりました。
当時大阪に住んでいたことも有り、車で出掛けて行きました。
実際に行ってみると何ともノスタルジックな街並みで、それから何十回となく訪れています。
映画を見られている方なら、どこがどのシーンの場所かはお分かりになられると思います。
細かい説明はかえって邪魔になるかと思いますので、写真のみの掲載とさせて頂きます。
あなたも作品で尾道の景色を見て頂くと、きっと心を奪われると思います。
それくらい映像が美しい映画です。
他の風景もアップして行きます。
他の映画のロケ地や風景もアップして行きます。
どこを切り取っても魅力がいっぱいの尾道を教えてくれた大林監督には感謝一杯です。
今は無きタイル小路
今は無い風景もたくさん有ります。
古い写真ならではの風景も有ると思いますので懐かしんでください。
一美の家
あした のロケセット(今はバス停に)
西願寺の釣り鐘
建物も時を経る中で朽ちて行ったりします。
有ったものが無くなる。
人も同じですね。何かしらの拍子に居なくなてしまいます。
そして、誰かの思い出になって行ったりします。
尾道の廃墟
尾道の山手の方は階段が多いので、他の都市部と違い大規模な区画整理がすくないのかもしれません。
そのため、比較的古い建物が山肌に密集していてそれが良い味わいになっています。
ところどころに廃墟が点在するようになって来ていますので、そのうち見られなくなる景色なのかもしれません。
今のうちに見に行っては如何でしょうか?
ガウディーハウス
珍しい建物も点在しています。
かたちが無くなってしまう前に一度尾道の街を見に行ってみて頂けたらと思います。
尾道の夜の風景も光と影のコントラストが綺麗です
尾道を訪れる時は夜がおススメです。
もちろん昼のあいだにイロイロ見て回ってはイケないと言う訳では有りません。
でも、はじめて尾道に行くと言う人は、国道2号線かJR山陽本線で福山側からアクセスすると…
夜の千光寺
夜の千光寺2
夜の千光寺は千光寺山の中腹に上の写真の様にライトアップされて佇んでいます。
福山から国道2号線でアクセスする場合だと右手に見えて来ますが、その存在感はハンパありません。
角度は違いますが、暗くなった山肌に赤く映えているその佇まいはもの凄くキレイです。
それを見ないのはもったいないの一言です。
向島から見た千光寺山
凄く小さくて分かりづらくて申し訳ありません。
他にも、夜ならではの景色が見れます。
何気ない階段のスナップ
何気ない階段も、夜に見ると色合いがキレイに見えます。
セピア色とは少し違いますが、夜ならではの景色が見られることでしょう。
尾道大橋が遠くに見える景色
尾道の兄弟橋を見上げる
ただの階段だが、チョット京都風の明かりが…
単なる階段と路地なのに味が有る色合いに
階段と踏み切りもなぜか絵になる
尾道城を通って千光寺に抜ける道(土堂小学校脇)
遠くに尾道駅を望む坂道
昼の尾道しか知らない人は、ぜひ夜の尾道を探検してみて下さい。
なかなか味が有ります。
そして、昼以上に映像に残したくなること間違いありませんよ。
映画とは無縁の人でも映像作家心(?)を掻き立てられるでしょう。
古い尾道が無くなってしまった場所も有ります
駅前はすっかり変わってしまいました
尾道の駅前の様相はすっかり変わってしまいました。
別に悪いと言っているのでは無いのですが、懐かしいと思っている人からすると寂しいものです。
今は無き呼子丸
古い尾道は、むかしを知っている人の記憶と 大林監督の作品などにしか残っていません。
新しいモノはキレイで便利ですが、古いモノの味わいも捨てがたいモノです。
その様な味わい深さがどんどん無くなって行ってしまうのはある意味仕方が無い事なのかもしれません。
しかし、近年は古いモノ(おもに空き家)を再生するプロジェクトも有ったりします。
古い家に住んで、日常的に手を加えるだけでも家は長持ちするんですよね。
気になる方は NPO法人 尾道空き家再生プロジェクト をご参照ください。
http://www.onomichisaisei.com/
尾道空き家再生プロジェクトの再生物件への短期的な滞在やスペースの利用ができるそうですよ!
尾道を訪問されるなら
尾道に行かれるなら参考にしてみて下さい。
ゆっくりと尾道の街を歩いてみて下さい。
出来るなら、尾道三部作などの大林宜彦監督の作品を見てから、
または、尾道に行ってから思い出して鑑賞してみてはいかがでしょうか?
あなたは、少なくなりつつあるロケ地をいくつ発見出来るでしょう?
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