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室内湿度70%は適切なのか?寝室や冬のマンション・アパートでの対策は?

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70% 生活お役立ち情報
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快適な室内環境を維持するには、室内の温度とともに湿度の管理が欠かせません。

適正な湿度を保たないと、エアコンを使用しても暑さや寒さを感じやすくなることがあります。

多くの方が「丁度良いと感じる湿度は?」「湿度70%って高いの?低いの?」と疑問に思っているのではないでしょうか。

省エネにも繋がる話しなので、興味を持たれている方は多いと思います。

この記事では、湿度70%の時、どの様な影響が有るのかと、季節に応じた適切な湿度の範囲について解説します。

▼この記事で解説する内容

  • 理想的な湿度範囲はどれくらいか
  • 70%の湿度は高すぎるのかどうか
  • 室内の湿度の調節方法

これらの情報をもとに、居心地の良い室内の環境作りに役立つ湿度調節のコツを紹介します。

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丁度良いと感じる湿度の範囲

丁度良いと感じる湿度の範囲

日本のように温暖で湿度が高い気候では、梅雨や夏に湿度が高くなりがちですが、冬は乾燥することが多いです。

一般的に快適に過ごせるとされる室内の湿度は40~60%です。

湿度が高すぎるとカビやダニが繁殖しやすく、不快感が増します。

一方、湿度が低すぎると、ウイルスが活発になり風邪をひくなど体調を悪くしてしまうことがあります。

喉の乾燥や頭痛が湿度の影響で起こることもあるため、感覚だけでなく湿度計を使用して適切に調整することが大切です。

室内湿度60~65%は丁度良いのか?

上で述べた通り、快適な室内湿度は40~60%とされていますが、肌にとって最も良いとされる湿度は60~65%とされています。

この湿度レベルだと、室内の乾燥から肌を保護し、潤いを保つのに役立ちます。

カビ

しかし、湿度が65%を超えるとカビの発生リスクが高まるため注意が必要です。

60~65%の範囲内で湿度をコントロール出来れば、肌の保護とカビ発生の防止の両方を成り立たせることが出来るという事になります。

室内湿度70%は快適か否か?【季節ごとの影響を考慮】

室内湿度70%は快適か否か?【季節ごとの影響を考慮】

湿度70%と聞いてどの様なイメージが浮かんだでしょうか?

多くの人が高湿度で蒸し暑いイメージを思い浮かべたのでは?

しかし、実は季節によって湿度70%の状態の感じ方は大きく異なります。

■季節による湿度70%の感覚と理想的湿度

:やや湿っぽく感じる日もあります。 60%が理想的。

:非常に蒸し暑く不快に感じることが多い。 40 %~50%が快適。

:しっとりした感じ。 60%が適切。

:あまり湿気が気にならない。 55%~65%が理想的。

たとえば、梅雨や夏の湿度70%は空気が重たく感じられます。

もっとはっきり言えば、不快に感じる事が多いでしょう。

そんな時は、エアコンを使っても暑さを感じやすいです。

しかし、冬の湿度70%では湿気がそれほど気にならず、喉や肌の乾燥が少なく快適に感じることもあります。

しかし、窓の結露など別の問題も生じやすいため、湿度が高いなりの対策が必要です。

春の湿度70%

春は気温の変動が激しく、湿度70%ではじめじめと感じることがあります。

冬の乾燥が残る日と雨で湿度が高くなる日が交互に来るため、湿度の調整が難しい季節です。

適切な加湿や除湿でバランスを取ることがポイントです。

夏の湿度70%

夏は気温の上昇とともに湿度も70%以上に達しやすく、じめじめとした不快感を強く感じます。

特に梅雨時は気温が高くなくても室内が蒸し暑くなりがちです。

カビの発生を防ぐためにも、除湿機やエアコン(ドライ)の使用が効果的です。

秋の湿度70%

秋は比較的涼しく快適な気候ですが、湿度が70%に近づくと肌がベタつきやすくなります。

特に9月から10月にかけての残暑が厳しい日は、除湿機やエアコン(ドライ)の使用をお勧めします。

冬の湿度70%

冬は通常、気温が下がり乾燥します。

湿度が70%になったとしても湿気が感じられないことがあります。

それでも湿度が高いと結露やカビが発生しやすくなるため、特に角部や窓付近では除湿を心掛け、カビや結露を防ぎましょう。

アパートやマンションなどの外面になっている壁は、驚くほど結露する事が有りますので要注意です。

寝室の湿度が70%を超えるとどんなリスクがあるのか?

寝室は布製品が多く、一日の大部分を誰も居ない状態のままにしてしまいがちの場所です。

このような環境下で湿度が70%を超えると、カビの発生リスクが高まります。

また、ダニの繁殖もし易くなるため、特別な注意が必要です。

これにより、寝具を清潔に保つことが困難になるかもしれません。

定期的に布団乾燥機でダニ退治をする事をお勧めします。

ダニ退治の機能が有る布団乾燥機で、50度以上で1時間以上温風を当てる必要が有ります。

高湿度の環境は汗が蒸発しにくく、体温が上昇しやすくなるため、睡眠の質が低下することもあります。

特に高齢者や小さな子どものように体温調節が難しい人は熱中症のリスクが増大します。

健康を害してしまう可能性も有りますので、寝室の湿度はできるだけ50%程度に保つと良いでしょう。

部屋の湿気の主な原因とは?

部屋の湿気の主な原因とは?

部屋の湿気が多くなる主な原因は以下の通りです。

  • 空気の流れが悪い
  • 観葉植物や水槽など、部屋に水分を多く含むものが多い
  • 洗濯物を室内で干している
  • 建物の構造が湿気を保持しやすい材質である

これらは比較的一般的な湿気の原因であり、適切な対策を行うことで改善が可能です。

室内湿度を快適なレベルに保つ方法

室内湿度を快適なレベルに保つ方法

室内の湿度を適切に管理するために効果的な対策をいくつか紹介します。

  • 定期的に換気を行う
  • 除湿機やエアコンのドライ(除湿)機能を活用する
  • 湿気取りを使用する
  • 吸湿性の高いマットを敷く

これらの対策はコストを抑えながら実施でき、効果も高いです。

工夫次第では、実用的かつ部屋の美観を損なわずに行うことも可能です。

■定期的に換気を行う

最も簡単でコストのかからない方法は、窓を開けて外の新鮮な空気を取り入れることです。

部屋内に複数の人が居る場合は、人体からかなりの水蒸気が出ているのです。

空気の流れが悪い部屋の角には、サーキュレーターを使って空気を効率良く循環させると良いでしょう。

■除湿機やエアコンのドライ(除湿)機能を活用する

一定の湿度を保つために除湿機やエアコンのドライ(除湿)機能がとても有効です。

これにより、部屋全体の湿度を素早く下げ、快適な環境を維持できます。

なお、エアコンのドライは電気代が少々高めです。

室温が高い場合は通常の冷房にする事をお勧めします。

※ドライは冷房と同様に圧縮した空気を通常気圧に戻す時に冷えすぎない様にわざわざ温めている分、電気代が余計に掛かります

■湿気取りを使用する
押し入れやクローゼット、靴箱など特定の場所の湿気が気になるときには、湿気取りを置くと効果的です。

市販品の中には消臭機能が付いたものや再利用可能な湿気取りなど、多様な選択肢があります。

■吸湿性の高いマットを敷いてみる

リビングやベッドルームなど、湿気が気になる場所に吸湿性の高いマットを敷くことも一つの対策です。

これらはインテリアにもなじむデザインのものが多く、お気に入りのデザインのマットを敷くと良いでしょう。

マンションで湿度が70%の場合の対応

マンション

マンションはその構造上、湿気がこもりやすく、湿度が70%を超えることがよくあります。

良好な空気の流れを確保する事で湿度を抑える事が可能になる場合も有ります。

使用していない部屋のドアも定期的に開けておくことをお勧めします。

木造アパートなどでは、木材や塗かべにより自然に湿度が調整されやすいですが、コンクリート構造の場合は対策をしないと大変な状態になってしまう可能性が有ります。

梅雨時の湿度70%を超えたときの対策

梅雨の期間中は湿度が70%を超えることが多くなるでしょう。

この時期には、エアコンのドライ(除湿)機能を積極的に使用するか、室内に除湿機を設置して湿度を管理することが重要です。

湿度が高くなると不快感が増すため、これらの対策が特に重要となります。

室内の湿度が80%になるとどうなる?

室内の湿度が80%になるとどうなる?

日本の夏は湿度が特に高く、梅雨時には80%を超えることも珍しくありません。

湿度が80%に達すると、空気が非常に重たく感じられ、多くの人が強い不快感を覚えます

また、気温が28度を超えると熱中症のリスクが高まるため、特に注意が必要です。

このような状況を避けるためには、エアコンや除湿機を使用して室内の湿度と温度を適切に管理することが効果的です。

室内の湿度が70%を超えた時についてのまとめ

室内の湿度が70%を超えた時についてのまとめ

健康を維持し、快適に過ごすためには、室内の湿度管理が非常に重要です。

特に湿度が70%を超えた場合は、季節や気温に関わらず、適切な換気や除湿機の使用で湿度を調整することが必要となって来ます。

過ごしやすさだけでなく、カビの発生やダニの繁殖と言った問題に繋がる可能性が有りますので、面倒くさがらずに対策をする様にしましょう。

この記事で紹介した湿度対策を参考に、快適な居住空間を確保しましょう。

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