匿名配送を個人で使う!?郵便局のゆうパックスマホ割アプリを紹介!
荷物を個人間で匿名にして送りたい時に
クロネコメンバーズに登録すると配送できることを
以前記事にしました。
他にはできないのか調べてみたところ、
ゆうパックでも似たような配送方法がありました。
今回は郵便局で利用できる
「ゆうパックスマホ割アプリ」について
以下のような流れでご紹介します。
ゆうパックスマホ割アプリって何?
ゆうパックスマホ割アプリには大きな特徴が4つ
ゆうパックスマホ割アプリでの配送方法
ゆうパックスマホ割アプリのメリットとデメリットは?
ゆうパックスマホ割アプリって何?
ゆうパックは使ったこともあるけど、
「ゆうパックスマホ割アプリ」って
聞いたことありますか?
郵便局は結構使っているのですが、
今回調べてみるまで自分は知りませんでした。
「ゆうパックスマホ割アプリ」はスマホに
このアプリを事前に登録すると、荷物の送り方や
受け取り方、金額、支払い方法など色々
お得なサービスが受けられるシステムなんです。
郵便局は全国にあるので少しでもお得なことがあれば
知っておいて損はないですよね。
ではまず大きな特徴から説明します。
ゆうパックスマホ割アプリには大きな特徴が4つあります。
・アプリを使って荷物を送ると金額がお得になる!
・郵便局で伝票に手書きする必要がない!
・支払いもクレジットでOK!
・送り先の住所がわらからなくても配送可能!
一つずつ詳しくお話しします。
アプリを使って荷物を送ると金額がお得になる!
アプリを登録して、荷物を送る手続きをすると、
次のような割引きがあります。
・送るたびに基本運賃からスマホ割で180円割引き。
・継続割引きと言って年間10件以上発送すると次の発送から10%引。
・受け取り場所を郵便局に指定して発送すると100円引き。
実際に例を出しますね。
例)60サイズ(縦・横・高さの合計60cm以下の荷物)を東京→東京で送った場合
通常料金だと810円かかる荷物ですが、
⇩
スマホ割(-180円)、受取を郵便局(-100円)にすると、
⇩
530円
⇩
年間10件以上発送していたら、さらに10%引きです。
477円!
今回は東京⇨東京で例を書きましたが、
遠隔地だったり、荷物が大きくなると
通常料金だってばかになりません。
まして、配送を何件もする場合はさらに
お得になるのでこれは大きなサービスです!
郵便局で伝票に手書きする必要がない!
アプリを登録したことで差出人(自分)の
登録は既にされているので手書きの必要は
ありません。
品物のサイズ、品物名、相手に送る方法なども
全てアプリ上で選ぶので、郵便局では
荷物を出すだけなのです。
実際、伝票に宛名書きって面倒じゃないですか?
郵便局に行って、一枚一枚書いて、荷物が複数
あるときは混んだ郵便局でイライラしたものです。
それがなくなるだけでも良いですね。
支払いもクレジットでOK!
アプリを登録する時に支払いのクレジット情報も登録
するので、自動的にクレジットカード支払になります。
という事は、窓口での現金のやり取りが必要ありません!
最近では現金のやり取りがだんだん減って
きました。
家に小銭が増えても金融機関に入金するだけで
手数料が取られる時代。
もう荷物の配送もキャッシュレスでいきましょう!
送り先の住所を知らなくても配送可能!「かんたんSNSでお届け」
受け取る人が受け取り場所を選べます!
送る側(自分)が送る荷物の内容やどこの
郵便局から送るかをアプリに入力した後、
その内容をEメールやLINEで相手に連絡します。
それによって受取り側が自宅を選ぶ事も出来るし、
郵便局・コンビニ・はこぽすなど
別の受取場所を選ぶことも可能なんです。
住所が分からなくても送れて、相手も自分の
受け取り易い場所を選べるのが魅力です!
相手が受け取り希望した場所
(コンビニとか郵便局とか)はわかりますが、
自宅の住所などは知られないのです!
ゆうパックスマホ割アプリでの配送方法
では具体的にゆうパックスマホ割アプリで送る時の
手順を紹介します。
まず送ることができる荷物のサイズは60~170まで、
重さは25kg以下です。
サイズ 60 縦・横・高さの合計が60cm以下
サイズ 80 縦・横・高さの合計が80cm以下
サイズ100 縦・横・高さの合計が100cm以下
サイズ120 縦・横・高さの合計が120cm以下
このような測り方で140cm・60cm・170cmまであります。
(ゆうパック専用の箱も郵便局で販売しています。)
「ゆうパックスマホ割アプリ」を登録して
ログインします。
⇩
「あて名ラベル作成」をタップします。
⇩
初めての時はクレジット登録画面が出るので
登録します。
クレジットカードの内容とアプリ用の
暗証番号4桁を入力します。(これ大事!)
アプリ用の暗証番号は運賃の支払い時に入力する
ので控えておきましょう。
そして登録ボタン
⇩
お届け方法を選択します。
・直接お届け(自宅・職場)
・かんたんSNSでお届け
郵便局・コンビニ・はこぽす・住所入力依頼
という4つの受取方法が書かれています。
住所がわかっても良いならば、直接お届けを
選びますが、今回は匿名配送の話なので、
「かんたんSNSでお届け」を選択!
⇩
ご依頼主(自分)の情報を入力し、次へ進みます。
このアプリ登録時に自分の情報は入れているので
そこから引用していきます。
⇩
お届け先の名前を入力
(ここではニックネームでもOK)
⇩
荷物のサイズ(予定)、品名、お届け場所、
発送予定場所を入力。
荷物のサイズ:80cmから170cmまで選択できます。
でもサイズによっては届けられる場所が
限定されます。
⇩
・郵便局で受取れるのは縦・横・高さの合計が170cm以内の品物
・コンビニで受け取れるのは縦・横・高さの合計が100cm以内の品物
・はこぽすで受け取れるのは縦・横・高さの合計が100cm以内(54cm×41cm×24cm以内)
・住所入力で受け取れるのは縦・横・高さの合計が170cm以内の品物。⇨届けてもらいたい住所入力は相手がします。
(例)荷物が160サイズだった場合、お届け先は郵便局か住所入力しか受取り人は選べません。
また、荷物が80サイズならば郵便局、コンビニ、はこぽす、住所入力どれでも選べます。
お届け場所:ここではサイズによってお届け可能な場所のボタンを全て押しておくと下のように赤く表示されます。
最終的には赤く表示されているお届けが可能な場所の中から、受取り人が決めて入力します
⇩
発送予定場所:現在地取得(GPS)住所リスト・駅リスト・
キーワードから検索などから選択します。
⇩
発送場所の名前、住所などが表示されるので
「ここから発送する」をタップする。
⇩
発送予定日、お届け希望日、時間を選択し、
オプション情報としてこわれもの、ビン類、
逆さま厳禁などを選択します。
⇩
依頼主(自分)に配達完了通知をオンにして次へ
⇩
内容を確認して「受取人に受取場所の選択、
入力をしてもらう」をタップ
⇩
内容が書かれたURLを相手に送信する
手段(メール、LINE、SNS)を選び
送信します。※
⇩
受取人(相手)が受取方法を選ぶと依頼主(自分)に
通知が届きます。
⇩
運賃予定金額が表示されるので、
支払い手続きボタンをタップします。
⇩
先ほどの4桁の暗証番号を入力して支払い手続き完了
するをタップ
⇩
2次元コードを発行します。
郵便局で荷物を送ります。
すぐに送らない場合は作成履歴に内容が保存される
ので、そこから2次元コードを表示させます。
そして郵便局で「ゆうプリタッチ」という
専用プリンターに2次元コードをかざします。
すると印字されたラベルが発行されるので、
荷物とともに窓口に持っていきます。
※URLをメールやlineなど文面に貼り付けて相手に知らせますが、
もしうまく送れない場合などは自分だけのLINEグループを作成し、
そこにURLを送り、そこからコピーして相手に届く方法
(TwitterやFacebook他)で送ることもできます。
ゆうパックスマホ割アプリのメリット・デメリット
発送の手順を調べてみると、ゆうパックスマホ割
アプリのメリットとデメリットが見えてきます。
それをまとめます。
メリット
・相手の住所を知らなくても荷物が送れます。
仮に引越しの多い人でも送る側は面倒が
ありません。
・送られる側も自分の住所を教える必要が
ありません。
・自分の都合の良い場所で受け取ることが可能。
職場の近く、出張先などでも受取れるし、
自宅の地域が知られたくない場合は、少し離れた
郵便局などだと気が楽ですね。
・郵便局届けだと金額も割引きされます。
相手が郵便局を選ぶと依頼主の支払いが
100円安くなります。
・支払いがクレジットで楽。
最初に登録してしまうので支払いも
簡単です。
デメリット
・送る側(自分)の住所、氏名は最初に登録
するので基本的にはわかってしまいます。
住所を地名まで、名前をニックネームなども
できないわけではないですが、
問題は荷物が届かなかった場合です。
持ち戻りの住所がわからないため荷物の
行き所がありません。
つまり匿名と言っても完全匿名にはならないのが
現状です。
・荷物の大きさによっては受け取り場所が
限定されます。
先ほど述べたように郵便局、コンビニ、
はこぽすで受け取れる荷物のサイズの上限が
決まっているので、よく確認しましょう。
ゆうパックスマホ割アプリを使った匿名配送のまとめ
今回は匿名配送という点で調べましたが、
お互い匿名というメリットはありませんでした。
送る側の情報は分かってしまうんですね。
両方匿名にするならば、ヤマトメンバーズになり
匿名配送するのが最もおすすめです。
でも配送の手続きから考えれば「ゆうパックスマホ割り」
を使った匿名配送は送る側のメリットが多く、
受取り方法の点から考えれば受取る側のメリットが多い
システムだということがわかりました。
荷物の目的や相手との関わりによって、
ヤマト運輸か郵便局か選ぶと良いですね。
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