シェアオフィスstation booth都内一覧 携帯充電、Web会議も可能!
JR東日本が始めたSTATION BOOTHやSTATION DESKをご存知でしょうか。
駅を中心にさまざまなところで設置されている仕事や作業ができるエキナカシェアーオフィスです。
STATION BOOTHは実験的に東京駅、新宿駅、品川駅でスタートしたようですが、とても好評で設置が広がっています。
STATION BOOTHと STATION DESKはニーズに合わせて広さも違いさまざまなスタイルがあります。
今回はSTATION BOOTHとSTATION DESK、さらに応接室などもあるSTATION DESK東京premiumをご紹介します。
STATION BOOTHって何?
STATION BOOTHは仕事やWeb会議などに使える電話ボックスようなBOOTHです。
利用目的は人それぞれですが、1人用から4人用まであり、駅構内のBOOTHの利用時間は大体平均60~90分が多く、仕事やWeb会議などに使われています。
今では会員数は25万人以上。現在全国に601拠点あります。
のぞみの停車駅大阪、京都、神戸、広島、岡山の駅構内や富山、金沢にも設置されています。
駅以外での設置も少しずつ増えており、郵便局、官公庁、コンビニ、カフェ、フィットネスジムなどに設置されています。
2023年に1,000ヶ所の設置を目指しています。
東京の設置場所を後ほどご紹介しますが、やはり駅の改札内・外の設置が多く、元々移動中の空き時間などで有効利用できるように作られました。
今では待ち合わせの時間までちょっと余裕がある時、落ち着いた場所で作業をしたいとき、Web会議としての利用など幅広く使われています。
エキナカにあるっていうことが最大の利点です。
電車の中でもノートパソコン広げて仕事している人、よく見かけますよね。
隣にも座っている人がいて中々集中できない環境です。
今までと違って、オフィスじゃなくても仕事や作業はできる!
時間も有効に使え、ついでに充電切れしそうな携帯の充電もできる!
そんな便利なSTATION BOOTHを一度は使ってみたいもの。
というわけで使い方を簡単に説明します。
STATION BOOTHの設備
机、椅子、電源(2口)USBポート、コート掛け、傘立て、空調、モニター、無料WiHiなどなど。
パソコン作業、リモート会議などに対応できる設備が揃っています。
STATION BOOTHの利用目的
パソコンでの仕事、作業、WEB会議、You Tube、勉強、オンラインの習い事、本や電子書籍などを読みたい時など。
共有スペースなのであまり長時間は使わないように心がける必要はありますが、会員であれば延長も可能なので、色々な使い方が可能になります。
BOOTH内では(ある一部の地域を除き、)飲み物のみ可能です。
カフェ、コンビニなどのイートインスペースに設置されているところでは食事もOKです。
(例えば、立川駅ecute立川3階BOOTH、高輪ゲートウェイBOOTHなど)
駅の改札外にも設置されていますが、いざ利用としたときに駅の構内にしか設置されていない場合は入場券を購入して駅構内のブースを利用する事が可能です。
仕事で使う時などは利用料を経費精算するために領収書が必要ですよね。
領収書が必要ならばサイトの右上メニュー(黒色)をタップすると「ご利用履歴・領収書」と書かれている項目が有りますのでそこから発行できます。
(次のSTATION BOOTHの使い方に貼り付けたサイトの表紙右上の黒い部分)
「ご利用履歴・領収書」は登録メールアドレスにPDF形式のデータで送られます。
ただし、会員のみで非会員の人には利用できません。
STATION BOOTHの使い方
「STATION WORK」を検索すると公式サイトが出るので、会員登録をします。
⇩
アドレスを入力すると、アドレスにメールが届くので、ログインID、パスワード、氏名などを入力、利用規約に同意して登録
⇩
最初の画面の右上(黒い表示)をタップし、一番上の予約を再度タップする。
⇩
利用時間やプランを選び、予約する。
⇩
予約したSTATION BOOTHに行きタッチパネルから「会員」をタップします。
(一般(非会員)という項目もあります。後で説明します。)
⇩
ログイン画面にあるQRコードか、会員登録時に紐付けした交通系ICカードをかざす。
⇩
BOOTHのロックが解除され入室できます。
現在の予約詳細を見ると「ご利用時間の延長」という緑色の表示があるので、空きがあれば延長時間を選び、引き続き使うことも可能です。
再入室は予約している時間内なら入室時に使用したQRコードまたは交通系ICカードで入れます。
退出時はそのまま出るだけでOKです。
手続きも至って簡単ですね!
会員登録していない人が利用したい場合
一般(非会員)をタップする。
利用時間(15分、30分、45分、60分)、金額が表示されるので選択する。
利用時間は60分までです。
交通系ICカードをタップする。
※会員登録しない場合は交通系ICカードでのみ利用する事が可能です
会員登録しなくてもそれほどデメリットは有りませんが、SuicaやJRE POINT カード、ビューカードを使ているならJRE POINTが溜まるので会員登録したほうが良いでしょう。
さて、気になる利用料金は以下になります。
STATION BOOTHの基本料金(税込)
1人用(15分単位)275円、
2人用(15分単位)330円、
4人用(15分単位)495円
※2人用を1名で使うのも可能で、55円しか差がないのでコスパが良いです。
荷物が多い時などはスペースが広い2人用を選ぶのも良いですよ。
例えば一人用スペースを1時間利用すると1,100円です。
高いか安いかは考え方次第ですが、時間を有効利用できると考えれば時々利用するのもアリですね。
携帯やPCの充電が無い時などは、すごく助かるに違いないでしょう!
STATION DESKって何?
JR東日本ではBOOTHの他にSTATION DESKもあります。
こちらはまだまだ数は少ないですが、
BOOTHとは違った使い方ができます。
STATION DESKは利用したい人のニーズに合わせて複数のスタイルがあります。
今回はSTATION DESK東京丸の内をご紹介します。
STATION DESK東京丸の内
・ちょっと時間の合間に使いたい
・ゆっくりとくつろぎながら仕事をしたい
・集中して仕事したい
などそれぞれのスタイルに合わせて6つのタイプのワークスペースがあります。
このほかにSUPPORT AREAもあり談笑できるスペースもあります。
個人会員、法人会員になっていれば完全予約制で利用できます。
場所は東京駅丸の内地下南改札すぐに位置しています。
利用時間は7:30~21:00
■部屋のタイプは?
SHELTER:15分 220円
高さのあるパーテーションに仕切られて天井は空いてますが、仕事に集中したい人にはおすすめのスペース
CAPSULE:15分 165円
ソファ席に座りリラックスしながらプライバシーも守られ、パソコンに向き合えるコンパクトなスペース
DEN:短時間で仕事をしたい人向きのデスク席でコンパクトに仕切られています。
CAVE:15分 220円
ゆったりとしたソファ席で適度な広さで仕切られているワーキングスペース。
HEAVEN:ゆったり足を伸ばしてリラックスもできる作業スペース。
BOOTH:15分 275円
今までPEACHと言っていたスペースを2022.11.8にリニューアルしました。
完全個室として4室増やし、こちらはWeb会議などもできるスペースです。
■おすすめのサービスは?
STATION DESK東京丸の内のおすすめは顔認証機能によるコピー機と冷蔵スマートショーケース利用を実験的に行っていることです。
会員ログインして、利用規約に同意した上で、顔画像を登録します。
その後、複合機の横に設置されたタブレット端末に顔をかざすだけで、コピーや印刷ができます。
冷蔵ショーケースも顔かざすだけで、ショーケースの鍵が開き、1回の利用につき1人1本限定でサービスされます。
さらにすごいのがマスク着用でも顔認証が可能となっていることです。
この実験期間は11月8日〜来年の2023年1月31日まで無償で利用できるそうです。
ぜひ、利用してみてはいかがでしょうか。
参考にした資料:
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1453971.html
STATION BOOTHとSTATION DESKってどこにある? 都内設置場所一覧!
全国に増えていますが、今回は東京に限定してご紹介します。
STATION BOOTH
中央区・千代田区・文京区 14ヶ所
東京駅木札内(2ヶ所)、有楽町駅[Vitality]プラザ内、
神田駅改札内・外(2ヶ所)、
農林水産省中央合同庁舎第一号館、東京国税局
秋葉原駅改札外、御茶ノ水駅改札内、内閣府庁舎
水道橋駅改札内・外(2ヶ所)、市ヶ谷駅改札外
飯田橋駅改札内
新宿区・中野区・杉並区11ヶ所
四ツ谷駅改札外、信濃町駅改札外、新宿ミライナタワー(3ヶ所)
新宿駅(2ヶ所)、新宿郵便局、
西武高田馬場駅乗り換え改札、東中野駅改札外、中野駅改札外
港区・品川区・大田区12ヶ所
新橋駅改札外、ウォーターズ竹芝、浜松町駅改札外、高輪ゲートウェイ駅改札外、
JR品川イーストビル、五反田駅改札内、大崎駅改札内(2ヶ所)、
大井町駅改札、大森駅改札内、羽田空港第1ターミナル(2ヶ所)
渋谷区・目黒区・世田谷区7ヶ所
JR東日本本社(代々木)、JEXER新宿(代々木)、渋谷駅改札外、
恵比寿駅改札外(2ヶ所)JR恵比寿ビル(2ヶ所)
台東区・荒川区・北区 15ヶ所
浅草橋駅改札外、御徒町駅改札内・外(2ヶ所)、上野駅改札外(4ヶ所)
日暮里駅改札外、田端駅改札外、JR東日本東京支社ビル、JEXER板橋、
東十条駅改札内、JEXER赤羽、赤羽駅改札外(2ヶ所)
豊島区・板橋区・練馬区 4ヶ所
目白駅改札内、池袋駅改札内、メトロポリタン池袋、JEXER板橋
墨田区・葛飾区・足立区6ヶ所
両国駅改札内、錦糸町駅改札外、北千住改札外(2ヶ所)、ルミネ北千住
新小岩改札内
江東区・江戸川区 3ヶ所
亀戸駅改札内、新木場駅改札内、葛西臨海公園駅改札内
23区外 18ヶ所
吉祥寺駅改札内、武蔵境駅改札外、西武武蔵境駅改札内、西武多磨駅改札内、
西武 国分寺駅改札内、府中本町改札内・外(2ヶ所)北府中改札外、
西府中駅改札内、ecute立川、立川地方合同庁舎、町田駅改札外、
昭島駅改札外、拝島駅改札外、BECK’S COFFEE SHOP八王子、
八王子みなみ野改札外、西八王子駅改札外、高尾駅改札外
(赤字はBOOTH内で飲食OK/その他は飲み物のみ)
BECK’S COFFEE SHOP八王子は昨年リニューアルオープンしているので記事をご紹介します!
https://www.jreast.co.jp/press/2021/hachioji/20210708_hc01.pdf
東京だけでも結構あるんですね。ご存じでしたか?
STATION DESK
STATION DESKはご紹介した東京駅の他に
三鷹駅(上りホーム・下りホーム)、横浜駅構内エキュートエディション横浜、西国分寺駅の6ヶ所です。
STATION DESK 東京premium
2021年の7月に開業したSTATION DESK東京premiumは和を基調とした落ち着いた空間です。
8席のプレミアムシート、そのうち完全個室のブースが2ヶ所あります。
他に4名で利用できる応接室が2つあります。
設備:机、椅子、電源、WiFi、ウエルカムドリンク付き!
東京駅八重洲中央口から徒歩1分という立地なので、お客さまとの打ち合わせにも利用出来そうですね。
個人会員・法人会員の人が利用可能です。
利用時間は10:00~18:00です。
プレミアムシートの利用:15分 550円
応接室の利用:15分 2,200円
参考にした資料:
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210628_ho01.pdf
STATION BOOTH・DESKの口コミ
STATION BOOTH
・室内は、隣の方の出入りの時に、若干ですがドアの開け閉めの音は聞こえますが、音声に漏れはありません。
・モニターがあるので接続したかったのですが、HDMIしか見当たらず…
・エアコンのほかに、空気清浄機や送風機、Webミーティング用のライトもありました。
アプリや室内操作などで簡単に時間延長できると便利だなぁと思いました。(今後に期待)
・Webミーティングで時折使用します。
カフェでは話すことは出来ないですし、スマホのアプリでミーティングに参加というわけにもいかない場合、電源もあるし、Wifiも快適です。
・とにかく駅の放送がうるさすぎる。
ほぼ隙間なく「JR東日本からお客さまへのお知らせ〜」が鳴り響き続けて室内でも思いっきり聞こえる。(大崎駅)
・外の音をかなり拾います。(新宿駅)
・意識高い系なスタバにある個室ブースです。
1時間1000円で、カフェとかではひんしゅく買うweb会議などに最適です(高輪)
・立川駅のエキュート(タリーズ側)にあるSTATION WORKを利用しました。
1人用のブースは狭くて圧迫感はありますが、閉所恐怖症でなければ、大きな問題はありません。
ディスプレイも用意されているので、2画面での作業が可能です。
もちろん、wifiや電源は完備で、エアコンと卓上扇風機もあります。
遮音性に優れてるので、店内の喧騒は、ほぼ聞こえません。
こちらで嬉しいのは、タリーズコーヒーの持ち込みが可能なこと。
STATION DESK
・中央線下りホームの新宿寄りにあるSTATION DESKです。
完全個室があるのでテレビ会議出来るのが有り難かったです!※CUBEのみ
トイレはオレンジのエスカレーターを上がって改札階にあります。
改札階にはニューデイズやカフェが揃っているので長時間利用で途中離席もしやすのもgood。
キャリアの電波も都心より繋がりやすく快適に過ごせました。(西国分寺)
・1月に4号室CAVEを8時間使用した感想。
結論は、1~2時間までのソロワーク利用に適している。
・コインロッカー群に溶け込んでしまい。まず出入口を見つけにくい。
・室内が軽く寒い。
アロマの香りは良い。
換気能力は不明。
CAVEの居心地は良いがラックみたいな机が貧相で使いづらい。
全体的には作りが新しいだけの安いネカフェみたい。
フリードリンクには期待しちゃダメ。
電源や通信環境は良い。
ただしCAVEのACやUSBのコンセントはユルユルですぐ抜けそうなので注意。
・ロケーションは抜群です。
室内は狭いですが、一時利用で有れば極端なストレスは感じません。
リラックスして作業できると思います。(東京駅)
口コミ引用:
Google口コミ1Google口コミ2Google口コミ3Google口コミ4
BOOTHの方は狭いですが、カフェで打ち合わせやリモートレッスンなど声を出すとなると迷惑かかるのでそんな時に利用するといいようですね。
ただし、場所によっては駅のアナウンスが結構聞こえるようですね。
改札外のSTATION BOOTHを利用使用した方が音の問題は解決されるかもしれません。
DESKの方は数時間のソロワークに向いているかもしれません。
それなりに集中はできるスペースではないでしょうか。
広さの点から言ってもDESKの方が居心地は良さそうですね。
STATION BOOTH・STATION DESKのまとめ
今回は駅構内を中心に広がるSTATION BOOTH・STATION DESKを紹介しました。
なんと言っても駅近という利点を活かして時間を有効活用できるところが最大の魅力です。
エキナカで活用出来ることもポイント高いです。
設備については利用者の声も反映され、少しずつ改善されていくことを期待したいですね。
試しにちょっと作業したいとき、30分くらい(550円)で利用してみてはいかがでしょうか。
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