【驚愕!】藤井聡太二冠は棋聖戦を最年少初防衛!!最年少九段決定!!

藤井聡太二冠(棋聖戦、王位戦)が7月3日に
棋聖戦で渡辺名人を破り、タイトルを防衛
しましたね。
14歳でデビューした藤井聡太二冠が
18歳11ヶ月という最年少で初防衛となり、
タイトルの獲得が3期目ということで
見事九段に昇段となりました。
棋士としてデビュー以来、常に史上最年少で
記録を更新し、話題にのぼる藤井聡太さんですが、
今回はあらためて藤井さんの紹介とエピソードを交えて
どんな人なのか、そして最年少記録の数々を
ご紹介します。
藤井聡太さんは最年少でプロデビュー!!
まずは藤井聡太さんのプロフィールを
ご紹介します。
氏名:藤井聡太
生年月日:2002年7月19日
出身地:愛知県瀬戸市
プロデビュー:2016年12月24日第30期竜王戦
趣味:テンパズル、読書、鉄道
好きな食べ物:ラーメン、味噌煮込みうどん
5歳の時に祖母から教えてもらった将棋が
楽しくてルールを覚えるようになった
藤井さん。祖父とも将棋をしているうちに
いつも勝てるようになり、地元の将棋教室に
通うようになりました。
入会すると『駒落ち定跡』という分厚い将棋の
本をまだ5歳だというのに読み続け、1年後には
完全に理解していたといいます。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/藤井聡太
5歳にして将棋への興味と集中力と、ただならぬ
才能の持ち主であることを感じさせますね。
2011年、小学3年生ですでに倉敷王将戦という
将棋大会で優勝し、4年生で将棋連盟主催の
新進棋士奨励会に入会しています。
入会時は6級でしたが、2年後には史上最年少で
二段にまで昇段しました。
奨励会で四段になるとプロとしてデビューできるの
ですが、何と中学2年生の14歳2ヶ月で四段に
なり、プロ入りを決めました。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/藤井聡太
今は引退している加藤一二三さんが
14歳7ヶ月で四段になっている記録を
62年ぶりに更新したのが藤井聡太さんという
ことになります。
2016年の12月24 日に行った竜王戦で
加藤一二三さんとの対局がプロデビュー戦と
なり、110手で加藤さんに勝利しました。
その後なんと29連勝もしていて、これも
デビューからの最多連続記録となります。
当時のことを加藤一二三さんはこう話されています。
『実際に戦ってみて、彼がかなり将棋の勉強を
しているということを感じました。そこで、
私は藤井さんについて、今は天才に近い秀才。
20歳で八段になっていれば、天才と呼びたいが、
どこかで伸び悩んで六段あたりにいれば
普通の人。』
そしてその後連勝するわけですが、連勝がストップ
した時加藤さんはツイッターで藤井さんにメッセージを
送ったそうです。
『人生も将棋も、勝負は常に負けた地点から始まる』
引用:https://fujinkoron.jp/articles/-/2427?page=2
20歳で八段どころか18歳11ヶ月で九段でしたね。
プロが認める天才ということですね。
将棋の世界は10代から加藤さんのように62歳も上の
大先輩が同じ土俵で戦えるわけですが、あるときは
ライバルでもあり、あるときは人生の師匠でも
ありますね。
素晴らしい世界です!
その後も 2018年には七段まで昇段し、
2020年にはタイトルを2期獲得して八段に、
そして先日タイトル3期獲得で九段に昇段
までなっています。
藤井聡太さんはどんな人?
小学校の4年生の思い・・名人をこす
藤井聡太少年は4年生の時の文集で将来の夢として
名人をこすと大きな字で書いています。
文集を引用欄に載せていますのでご覧ください。
読書が好きなことも有名なのですが、4年生にしては
ずいぶん難しい本を読んでいるのですね。
最近関心がある出来事も小学生としては驚くほど、
国際情勢や世の中の動きに興味があるんですね。
名人をこすはダントツ大きな字で書かれていて
藤井さんの当時からの気持ちの強さも感じますね。
引用:https://hon-hikidashi.jp/enjoy/34300/
こちらは書籍にもなって販売されています。
『藤井聡太名人をこす少年』
集中力がありすぎてドブに落ちる!?電柱にぶつかるって!?
小学生の時も将棋は大好きで負けると涙が
溢れて出てくる藤井さんの話は有名ですね。
負けん気が相当なものだということが
伺えますが、集中力もすごいものです。
将棋のことを考えていて何度かドブに落ちて
います。また電柱にもぶつかっています。
学校にランドセルを忘れたこともあります。
ちょっとマンガのような光景ですが、本当に
あった話です。
また将棋の時間をいかに増やすかを考えると
他のことを効率的にやりたい派のようで、
授業内容を理解しているのに、なぜ宿題を
やらないといけないのか・・・と先生に
反論したり、どうして5分でわかる授業内容を
45分もかけて教えるんだろう?授業がつまらないと
お母さんに話したことがあるようです。
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/16/kiji/20200716s00041000442000c.html
幼い頃から集中することが日常的だったので、
将棋以外は集中して時間を短縮していたんですね。
頭の体力が半端ない!
藤井さんに対して谷川浩司棋士がエピソードを
語っています。
2020年に順位戦B級2組で対局した時に
49手目で新しい展開に入ったそうです。
50手目で藤井さんが104分の長考、
51手目で谷川さんの86分の長考となり、
夕食休憩が入りましたが、これだけ頭を
使って考え、普通ならば頭を休めたいと
思うところ、再開15分前に盤の前で考えて
いる藤井さんの姿が・・・。
その時に谷川さんは藤井さんのことを
将棋がとてつもなく好きで、その将棋好きが
突出していてそのまま考えることが好き
ということに直結している。
ケた外れの頭の体力があって疲れないのだろうと
思ったそうです。
引用:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83206?page=2
藤井聡太二冠の最年少記録はすごい!!
最後に藤井聡太二冠の記録をご紹介します。
藤井聡太二冠の最年少記録は現在でも15もあります。
・九段昇段:18歳11ヶ月(2位は渡辺明21歳7ヶ月)
・初防衛達成:18歳11ヶ月(2位は屋敷伸之19歳)
・200勝達成:18歳4ヶ月(2位は羽生善治19歳1ヶ月)
・二冠達成:18歳1ヶ月(2位は羽生善治21歳11ヶ月)
・八段昇段:18歳1ヶ月(2位は加藤一二三18歳3ヶ月)
・初タイトル獲得:17歳11ヶ月(2位は屋敷伸之18歳6ヶ月)
・初タイトル挑戦:17歳10ヶ月20日(2位は屋敷伸之17歳10ヶ月24日)
・100勝達成:16歳4ヶ月(2位は羽生善治17歳6ヶ月)
・七段昇段:15歳9ヶ月(2位は加藤一二三17歳3ヶ月)
・全棋士参加棋戦優勝:15歳6ヶ月(2位は加藤一二三17歳)
・一般棋戦優勝:15歳6ヶ月(2位は加藤一二三17歳)
・六段昇段:15歳6ヶ月(2位は加藤一二三16歳3ヶ月)
・50勝達成:15歳4ヶ月(2位は羽生善治16歳6ヶ月)
・公式戦初勝利:14歳5ヶ月(2位は加藤一二三14歳10ヶ月)
・四段昇段:14歳2ヶ月(2位は加藤一二三14歳7ヶ月)
引用:https://shogi-sanpo.com/fujiisouta/record/
初タイトル挑戦して獲得したのは第91期棋聖戦
なのですが、1ヶ月でタイトル獲得したことに
驚かされます。
また7項目で2位が加藤一二三さんなのですが、
加藤さんが最年少で獲得してから60年以上経って
藤井聡太二冠が打ち破ったことのすごさ、
そして加藤さんがずっとトップを飾っていたことの
素晴らしさもあらためてわかりました。
そしてメディアに注目されて、14歳でプロ棋士に
なってからというもの、常にカメラを向けられています。
14歳といえば中学生、そして多感な時期を迎え、
まだ20歳にもなっていないのに、常にカメラの前では
冷静に言葉も選びながら、大人の対応をしている
藤井聡太二冠です。
人間力が素晴らしいとしか言えません。
藤井聡太九段についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
藤井聡太さんの記録はニュース速報で流れる
たびに目にしていましたが、やはり負けず嫌い、
驚くほどの集中力、そして人間力の凄さが
為せる技なんですね。
自分は鉄道好きな藤井さんにも興味が湧きます。
トップクラスになると年間の対局数も多く、
70~80の対局とも聞きます。
どこかでストレス発散・・なんてことを自分の
ような小市民は考えてしまいますが、
根っから将棋好きで将棋のことを考えている時間が
大好きな藤井聡太さんにとっては余計なお世話かもですね。
すみません・・・汗。
これからも応援していきましょう!
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