ソーシャルゲームなどのデジタルコンテンツの世界では、「非課金」でサービスを利用する人々と、一切支払いをしない「無課金ユーザー」という二つのグループがよく話題になります。
また、「課金勢」と言う言葉も良く耳にします。
ところで、「非課金」と「無課金」どちらも課金しない事は同じですが、どの様に違うのでしょうか?
気になります。
日本語では紛らわしい言葉でも、英語なら違いが分かりやすいかもしれません。
早速ネットで調べてみますと、非課金は英語でNo charge
無課金は…No chargeと出ました。
どちらも同じですね…
しかし「非課金プレーヤー」・「無課金プレーヤー」として検索してみると、
非課金プレーヤーはNon-paying player
無課金プレーヤーはFree player、Free-to-play user
の様に違いが有りました。
この記事では、非課金と無課金 それぞれの特徴、違い、そして非課金と無課金と言う言葉の活用方法について解説します。
非課金(利用者)とは
まずは非課金利用者について説明します。
課金しないと言う事以外にどの様な特徴が有るのでしょうか?
非課金ユーザーとは? その定義について
「非課金ユーザー」とは、アプリやゲームで提供される有料コンテンツやアイテムを購入せずに、基本的な機能のみを使う人のことです。
統計によると、このようなユーザーは増加傾向にあるとされています。
これは、基本的なサービスだけで満足するユーザーが多いことを示しています。
また、一切の課金をせず完全に無料でサービスを楽しむという「無課金ユーザー」もおり、彼らは一切の費用をかけずにサービスを享受することを自らのルールにしています。
非課金で遊ぶ魅力、特徴とは
非課金で遊ぶ最大の魅力は、無償で提供されるサービスをフルに活用して、有料コンテンツを使わずに楽しむことです。
信頼できる情報源によれば、このようなプレイスタイルを選ぶユーザーは増えており、無料で提供される機能だけで満足し、追加の有料コンテンツに頼らない傾向にあります。
ユーザーの経済的な事情やデジタルコンテンツ環境での選択肢の広がりが、課金をしない主な理由となっています。
課金しなくてもそれなりに楽しめないと他のコンテンツに流れてしまうという事情から、課金しなくても楽しめるコンテンツ設計が増えて来ているのかもしれませんね。
一例として、広告を見ることで得られるポイントなどの仮想通貨を使って本来有償のアイテムや機能を入手し、追加の課金なしでゲームを楽しむことができたと言う経験をしたことが有るでしょう。
自分もそのパターンです。
この方法は、時間や努力をかけることで、無料でも満足できる体験を得られる仕組みですね。
コンテンツ作成者としては、チョットしたサービスで「課金ユーザ」になってくれる為の呼び水と考えているのだと思われます。
非課金でプレイすることの本質は、無償で提供されるサービスをうまく利用し、追加費用をかけずにアプリやゲームを楽しむことにあります。
経済的な事情や選択の自由を重視する多くのユーザーがこのスタイルを選んで、効果的にアプリやゲームを利用しています。
非課金と無課金の違いについて
この部分では、非課金で遊ぶスタイルと、無課金スタイルの違いについて見ていきます。
同じ課金しないスタイルでどの様に違うのか気になりますね。
非課金と無課金の基本的な違いとその定義
非課金は、ゲームやアプリで提供される有料のアイテムや機能を課金して購入せずに楽しむことを指し、一方、無課金はいかなる課金もせずにアプリやゲームを満喫するスタイルを意味します。
たとえば、非課金ユーザー(非課金勢)は広告を見ることで得られる仮想通貨やポイントで、ゲームの基本プレイを楽しんだりしています。
お金を掛けずに手間や工夫はいとわないという事です。
しかし、無課金ユーザー(無課金勢)は広告を見たり、有料アイテムを使ったりせずに、ゲームの全機能を無料で使います。
これにより、ユーザーの好みに応じたさまざまなプレイスタイルが存在する事になります。
非課金と無課金のプレイスタイルの違い
非課金と無課金では、デジタルコンテンツを楽しむ際のアプローチが異なります。
非課金は、有料アイテムなどを課金して購入せずにコンテンツを楽しむ方法ですが、無課金は課金を完全に避けるスタイルです。
無課金の方がゲームにお金を費やすつもりはないという強い信念があると言った方がわかりやすいかもしれません。
利用者は自分の好みやライフスタイルに合わせて、これらの方法から選んでいます。
非課金と無課金のメリットと制約
非課金と無課金を選ぶことには、それぞれ利点と制約があります。
非課金では、追加のサービスを費用をかけずに利用できる点がメリットで、無償で最大限に楽しむことになります。
一方、無課金の最大の利点は、経済的な負担が一切ない事のみとなります。
何れも、ユーザーはすべての機能を無料で利用し、新しいゲームやアプリを気軽に試すことができますが、ゲーム内順位を気にしたりする場合には差が出て来る事は避けられません。
非課金プレイユーザーは、広告を見たり仮想通貨を獲得することで、多くの機能や有料アイテムを無料で使えますが、特定の(有償で販売されているような)プレミアムアイテムや特別な機能には殆どアクセスできないでしょう。
一方、無課金でプレイする場合の利点は、広告を見たりアンケートに答えることで仮想通貨を手に入れ、それを使ってプレミアムアイテムをゲットする様な事すらしない点にあります。
これにより、ユーザーは追加料金なしでゲームを楽しめますが、ゲームバランス的には非常にハンデを負う事になる可能性が有ります。
どちらも多少の違いはあれど、ゲームを進めるスピードは課金プレーヤーと比べると遅くなり、アイテム一つ手に入れるにも時間がかかります。
非課金プレイと無課金プレイは、それぞれ異なるメリットと制約が有る事がお分かり頂けたかと思います。
無課金プレイでは、すべての機能を無料で使えますが、広告表示など収益化の手段もしない事になります。
一方、非課金プレイでは基本的な機能は無料で使えますが、高度な機能や特別なアイテムを使うためには、広告を見たり仮想通貨を獲得するなどの努力が求められることになります。
これは課金しない分、忍耐が必要ですね。
このような違いを理解した上で、ユーザーは自分のニーズや好みに合ったプレイスタイルを選択することが大切です。
無課金プレイは費用をかけずにコンテンツを楽しみたいという人向けであり、非課金プレイは少しの追加労力を惜しまないユーザーにとって魅力的な選択肢です。
ただ、非課金・無課金プレーヤーの中でも、時間をかけて戦略を練り、攻略できたあかつきには誰よりも達成感が大きいのではないでしょうか。
超えなければならない山が高ければ高いほど、できた時の喜びは半端ではなく、ある点においては課金プレーヤーに勝利したような気持ちになる人もいるかもしれません。
時々見かけませんか?こういうプレーヤーを。
課金してないのに、なんでこんなに凄いのか!?と思いますが、そういう人は課金しないで適当に楽しむという人とは違って、負けず嫌いで、涙ぐましい努力をしているということですよね。
例えば、上手なプレイヤーの攻略方法を見て研究したり、無料でゲットできるチャンスやタイミングを逃さなかったり、またコミュニティーに参加して情報交換など怠らないなど、常に前向きに勉強しているのです。
課金をしないと決めたからには別の方法で努力しています。
しかもこの緻密な努力はゲームに限ったことではないはずです。
色々なところでこの力を発揮できるというある意味、素晴らしい才能ですよね。
どちらのスタイルもデジタルコンテンツ利用において重要な役割を果たし、ユーザーにさまざまな選択肢を提供しています。
課金ユーザーの栄養となってしまう事も一つの役割と言ってしまっても良いのかもしれません。
経済的な事情、時間の使い方、個人の好みが、これらの選択肢をどう使うかを決め、各ユーザーに最適なデジタル体験をもたらします。
非課金での利用方法について
課金が不要な「非課金」の活用法
「非課金」とは、追加の料金が発生しない状況をさします。
これには、最初から無料であるサービスや、特定の期間だけ無料で提供されるサービスが含まれます。
この用語は、追加料金が一切不要であることを強調します。
つまり、元々料金がかかることがない、または一定期間料金が免除される状況のことです。
プロモーションやキャンペーンでの一時的な無料サービスも「非課金」に含まれます。
この場合、サービスが基本的に課金対象外であるか、一定期間無料であることを判断材料としています。
「非課金」とは、元から料金が発生しないか、一時的に無料でサービスが提供される状態を指します。
いつでも課金しない「無課金」の利用法
「無課金」は、サービスやコンテンツがずっと課金対象外であり、ずっと無料で利用できる状態を意味します。
この場合、サービスが常時無料であることが重要です。
これは、サービスが始めから無料であるか、永続的に無料で提供されていることを前提としています。
例えば、いつでも無料でアクセスできるアプリは「無課金」に該当します。
「無課金」とは、サービスが常に無料で、追加料金が一切かからない利用方法を指します。
無課金ユーザーが楽しむ方法
ゲームによっては完全無課金のプレイヤーだけが参加できるギルド(プレイヤーが複数集まったグループ)というものもあります。
この場合の参加資格は、そのゲームにおいて課金アイテムを使用していないということになります。
課金をしたくなった、もしくは課金したという場合はもうそのギルドには参加できなくなりますが、そういった楽しみ方を仲間内でする方法もありますので、ネットで探してみてください。
非課金と無課金、用語の活用法
非課金と無課金を使った文例
- 無課金プレイヤーへの批判が有る。少しはゲーム運営を(課金して)サポートしないとコンテンツ終了になる。
- 課金してもレアアイテムなんて手に入らないから、非課金でもいいと思うよ。
- このゲームは、非課金でも十分に楽しめるストーリーだ。
- ゲームに勝手にお金を使うのはダメ!もしやるなら、無課金で遊んでね。
- 非課金勢に対戦で負けるとイラッとくることがあるよね。さらに課金してやる!!
非課金でも無課金でもそれほどの違いは感じないというのが正直な感想です。
課金ユーザーに関する定義について
課金しないユーザーについて見て来ましたが、課金するユーザーはどの様に分類されるのでしょうか?
見て行きたいと思います。
課金するユーザー「課金勢」の定義
「課金勢」とは、アプリやゲームで積極的に追加料金を支払い、有料のアイテムや機能を楽しむユーザーのことです。
課金勢のお金のかけ方もさまざまで、ゲームの世界で知られているだけでも5種類あります。
少額課金の「微課金」範囲について
「微課金」とは、一般的に小額の支払いを指し、具体的な金額の範囲は定められていませんが、数百円から数千円程度を想定しています。
もう少しで次のステージにクリアできそうだとか、ほんの少し快適にしたいというときに使うことが多いですが、無駄使いしたというイメージはなく、微課金するプレーヤーの心の満足度は高いかもしれません。
軽課金の範囲とは
微課金プレーヤーよりは少し高めに課金しますが、大体月に数千円から1万円未満をゲームに費やします。
微課金よりはゲームの進行が早くなる程度のかけ方ですが、多額ではないので、軽課金プレーヤーも多いのではないでしょうか。
中課金の範囲とは
こちらは月に1万円以上は費やし、MAX5万円未満というところでしょう。
この場合、ちょっと遊ぶというよりはゲームに対して、目標もあり投資しているプレーヤーです。
もっと高みを目指したいという意欲もある層と言っていいでしょう。
高額課金の場合の呼び方について
中には高額課金してでもコンテンツやゲームを楽しみたい人がおられます。
その様な方を以下の様に呼ぶことが有ります。
■重課金勢…5万円以上
■廃課金勢…10万以上
凄いとしか言いようが有りません。
しかし、競争意識も高く、ゲームの大会があった時など上位にいるプレーヤーはこれくらいの投資はしているかもしれません。
また、ゲームに関しての動画を上げているYouTuberなど、これを生業としている人ならば、これくらいの課金は必要経費ということになるのでしょう。
この様な方が居られるからコンテンツが成り立っているのであれば、自分は喜んで養分の状態(ランキング下位層)に甘んじていようと思います。
有難うと言わせて頂きます。
課金せずに楽しむ方法:非課金と無課金の意味合いについてのまとめ
非課金と無課金について見て来ましたが、如何だったでしょうか?
そこまで厳密に区分しなくても良いように思えたかもしれません。
非課金で楽しむ事のまとめ
非課金とは、アプリやサービスを使う際に追加料金を支払わないで済む利用スタイルです。
これは、基本的な機能やコンテンツだけを無料で楽しむことを意味します。
この言葉は、もともと課金が必要ないサービスや、限定期間無料で提供されるサービスの場合に使われます。
「課金対象外」という意味を持ち、初めから料金が不要な状態や、一時的に料金免除の恩恵を受ける状況を指します。
非課金利用者は、広告視聴で得た仮想通貨を使って、追加のアイテムや機能を手に入れることがよくあります。
努力次第では「課金勢」に近づく事が出来るという事です。
これにより、追加費用なしでアプリやサービスをフルに楽しめます。
非課金は、基本的なサービスだけで満足できるユーザーにとって、費用を抑える選択肢となります。
無課金で楽しむ事のまとめ
無課金とは、どんな時も課金せずにサービスやアプリの基本機能を利用するスタイルです。
「無」は課金が一切ない状態を強調しています。
一時的に課金されない状態になったサービスやアイテムも、「無課金」を貫きたい場合は利用しない事です。
このスタイルでは、サービスが最初から課金対象外であり、ユーザーは追加費用を完全に回避して利用する事を指しています。
「最初から課金対象外」と言うところが重要です。
無課金ユーザーは、有料オプションや特別な機能には関わらず、提供される基本的な機能だけで満足し、完全に無料で楽しむ事を指します。
これにより、課金することなく基本サービスのみを楽しむことができます。
非課金、無課金、何れにせよ課金をせずに楽しむ事を指す言葉です。
自分が非課金であるか、無課金であるかに拘りたいのであれば拘れば良いですし、そうで無いのであれば厳密に区分する必要は無いと自分は考えます。
また、非課金と無課金の定義を全く逆に解説している人も居ます。
どちらが正しいかどうかは、実のところハッキリしない部分が多いのが実情です。
という事なので、堅苦しく考えずにお金を掛けずに楽しむのが良いのでは無いでしょうか?