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映画「新聞記者」の紹介と加計学園問題をおさらい!ラストシーンの意味は?

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crazynaka です。 電機メーカーに勤務しているサラリーマンです。 人付き合いが不得意ながら営業職として働いています。 食べ歩きが趣味で、出張に行ってはそこで美味しいモノを食べるのが楽しみです。 運動もせず食べ歩きしていたため激太りしてしまい、そのあと体重を絞るのに苦労しました。 昔はアウトドア派でしたが、完全にインドア人間になっており、ネットサーフィンが趣味になって来ました。 ネットで見つけた情報を発信して行きます。
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2019年に上映された映画「新聞記者」

ご存知でしょうか。

東京新聞社の望月衣塑子さんが書かれた

小説が原案です。

 

とても反響を呼んだ作品で、2020年

日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、

俳優の松坂桃李さんシム・ウンギョンさん

最優秀男優賞・女優賞をそれぞれ受賞しました。

監督は藤井道人さんです。

 

女性の新聞記者が政府の隠蔽した出来事を

追及し、若手のエリート官僚が公務員として

あるべき姿と組織との間で葛藤するサスペンス

ストーリーです。

 

映画なので、もちろん内容が事実と同じでは

ないですが、題材となっているのは実際に

起きた加計学園問題がモチーフになって

います。

 

話題にはなっていたけど、上映期間中に見落とした

という人に映画のあらすじや

キャスト、モチーフとなった加計学園問題の紹介

そして衝撃のラストシーンについても

感じたことを書きました。

 

では「新聞記者」の幕を開けましょう!

 

 

映画「新聞記者」について(キャスト、あらすじ)

映画「新聞記者」について(キャスト、あらすじ)

「新聞記者」のキャスト

 

・吉岡エリカ:シム・ウンギョン

東都新聞社社会部記者

・杉原拓海:松坂桃李

内閣情報調査室(内調)の官僚

・杉原奈津美:本田翼

杉原拓海の妻

・倉持大輔:岡山天音

東都新聞社社会部記者、吉岡の同僚

・関戸保:郭智博

東都新聞社社会部記者

・都築亮一:高橋努

官僚、神崎の後任

・神崎俊尚:高橋和也

内閣府の官僚、外務省時代の杉原の上司

・神崎伸子:西田尚美

神崎俊尚の妻

・陣野和正:北村有起哉

東都新聞 社会部デスク

・多田智也:田中哲司

内閣情報調査室(内調)の官僚、杉原の上司

 

 

「新聞記者」あらすじ

 

東都新聞社会部にあるFaxが届きます。

差出不明ですが、医療系の新設大学の設置

ついてリークした書面でした。

社会部の吉岡エリカ(シム・ウンギョン)

調査し始めます。

 

吉岡エリカは父が日本人のジャーナリストで

母は韓国人です。

父はかつて大手都銀が首相の秘書に不正融資

したという記事を出しました。

政府が銀行を私物化したというスクープ

でしたが、誤報だと扱われ責任をとって

自死しています。

父の死をきっかけに父が残した

「誰よりも自分を信じ、疑え」という言葉を

信条に、真実を追及し伝えたいという

想いで記者をしています。

 

杉原(松坂桃李)は外務省から異動となり、

内閣情報調査室で働きます。

内閣にとって不都合なことが起きると

情報操作し揉み消すといった内部調査をします。

妻は出産間近ですが、杉原は日々の業務に

忙殺されています。

 

ある時、外務省時代の上司、神崎(高橋和也)から

誘われ久々に会う二人。

神崎は5年前に医療系の大学新設にあたり、

内閣肝いりのプロジェクトでしたが、

マスコミに漏れたら政府の危機となる

案件だったため、上からの指示で公文書を

改ざんします。

国のため、家族のためにやってしまいますが、

責任は神崎一人が負ったのです。

結果、大学新設は頓挫した形になっていました。

「俺のようにはなるなよ」と神崎は杉原に言います。

 

杉原は神崎が内調からもマークされている

ことを知り、心配になり神崎に連絡を取ると

「俺たちは何を守ってきたのかな・・・

すまない・・・」と言い残し、ビルから

飛び降りてしまいます。

受話器の向こうの神崎はショックを受けます。

 

内調は神崎の死についても情報操作し、

機密費を不正に流したとか5年前の

改ざんの責任と処理してしまいます。

 

神崎のお通夜ではマスコミが家族に

マイクを向けますが、杉原が遮る

ように車に乗せます。

 

通夜に来ていた吉岡は、自分の父の

通夜でマイクを向けられた経験から

居てもたってもいられず、

「今する質問じゃないでしょう!」と

同業者を静止します。

 

そんな吉岡を記者なのに不思議に思った

杉原は声をかけます。すると吉岡は

「神崎さんの亡くなった本当の理由を

知りたい、家族を残してまで背負わなきゃ

いけないものがあったのか?」と言います。

 

同じ頃、妻の奈津美(本田翼)から何度も履歴が

残っていました。

破水して一人で病院に行っていました。

慌てて病院に向かう杉原。

先生からは危険な状態だったが、今は母子共に

無事と言われ、杉原は自分を責めます。

 

杉原は神崎の死に疑問を感じ、上司の多田(田中哲司)

感情的になりますが、

「子供が生まれたそうじゃないか」とお祝いを手渡してきました。

「安定した政権の維持がこの国の平和の安定につながるんだ」

と言われ、組織に楯突くなと言わんばかりの多田でした。

 

吉岡もデスクの陣野(北村有起哉)からリスクが

大きいから手を引けと言われます。

吉岡の素性も内調にはバレていて、

父の二の舞になりたいのかと脅してきてるんだと

言われますが、吉岡は納得できません。

 

吉岡はリークのFaxは神崎からだったのでは

ないか、亡くなった本当の理由は何か、

頓挫した大学新設は復活する可能性もあるのでは

と考え、調査を続けます。

 

ある時吉岡は歩いている杉原の後ろを

追うと、突然携帯がなります。

相手は杉原からで

「我々二人とも内調からマークされている」

と言われます。

吉岡は杉原に

「神崎は新設大学の計画を止めたかったのではないか、

そうでなければ新聞社にFaxを送るはずがない。」

と言います。

 

吉岡は神崎家に行って伸子(西田尚美)

亡くなった本当の原因を知り、神崎が東都新聞に

託してくれた資料の気持ちに応えたいと

話すと、伸子から神崎の部屋に案内されます。

 

そして東都新聞にFaxされた同じ書類と、

神崎が言いたかった本当の秘密に気づき、

杉原に相談します。

政府は医療の大学と言って、実は生物兵器の

開発を企んでいたのです。

吉岡は軍事目的であると言う明らかな証拠が

ないと記事としては出せないと杉原に協力を

求めます。

亡くなった吉岡のこと、政府の企みを

このままで良いと思うのか、自分を納得

させられるのかと杉原は選択を迫られます。

 

決心した杉原は証拠書類を集め、

二人で陣野に全てを明らかにします。

もし政府より誤報と言われたら、杉原は

その時は実名を出すとまで決心して、

東都新聞は動きます。

 

奈津美と子どもが退院し、3人で

家に帰るとしばらく見ていなかった

ポストに神崎からの手紙が届いていました。

「新設の大学が運営する民間企業は総理の

友人がやっていて防衛省、経産省、内閣府が

捻出した大金(税金)が流れていた、

その決済が神崎であり、5年前に責任を

とったようにまたこんなふうに生きていく

しかないのか・・もう耐えられない・・・」と。

心の内が書かれていました。

 

 

「新大学 生化学兵器研究」と言う見出しで

朝刊が出ます。

政府からは誤報だと言う週刊誌の記事に

対抗措置として東都新聞は杉原の実名を

出す続報を決定します。

 

 

そして多田に呼び出された杉原。

多田は杉原や吉岡の動き全て調べていました。

目の前で吉岡に電話し、吉岡の父の件は

誤報じゃなかったことを伝えます。

吉岡は電話の主がわからないまま動揺します。

その足で杉原のもとへ行こうとする吉岡。

 

そして目の前の杉原には

「リークしたのはお前じゃないよな」

と睨み付け言います。

「外務省に戻ってしばらく海外に行くのは

どうか、その条件として今持っている情報は

全て忘れろ!」と。

「撤回することは恥ずかしいことじゃない。

この国の民主主義は形だけでいいんだ。」

とも言われ、組織の恐ろしさに呆然とします。

 

 

杉原は憔悴し切って、そのまま外に出ると

横断歩道の向こうで吉岡が手を振りますが、

気がついた杉原は呆然としたまま吉岡を

見ながら呟きます・・・。

 

参考資料:「新聞記者」

https://shimbunkisha.jp

 

あ〜なんという終わり方でしょう。

後ほど感想を書きますね。

 

内閣情報調査室の役割・実際の対談も演出する映画シーン

内閣情報調査室の役割・実際の対談も演出する映画シーン

この映画の要所要所に描かれているシーンが

3つあります。

 

1つ目は女性ジャーナリストが官邸と

深い関わりのあるライターに性的乱暴をされた

という事件のニュース。

東都新聞の社会部のテレビに映し出されます。

 

官邸からの圧力がかかり、女性はハニートラップ

だったと言われ、揉み消されます。

 

これについては実際に2015年に元TBS記者で

フリージャーナリストの山〇敬之

伊藤詩織さんとの間に起きた事件が

モチーフとなっています。

山口某は安倍元首相について書いた「総理」

という著書もあり官邸と近い間柄と

言われています。

一審の東京地裁2019年12月

伊藤さんの訴え認められましたが

その後、控訴して今年の1月25日に

二審東京高裁判決でも伊藤さんの訴え

認められました。

それを受けて山口某は不服として上告しています。

 

参考資料:

https://news.yahoo.co.jp/articles/de65fae8a5f7460c6f0d2aaa4d6f66ec137b7ea2

 

2つ目は大臣の息子を不正入学させた大学の

教育局長白岩聡のスキャンダルが描かれる

ニュース。

 

3つ目前川喜平氏(前文部科学省事務次官)、

マーティン・ファクラー氏

(元ニューヨークタイムズ支局長)、

南彰氏(朝日新聞社)、

望月衣塑子さんが対談しているyoutubeが

バックに映っています。

 

映画ではこの最初の2つの事件が政府にとって

不都合な事件だったのでしょう。

内調が情報操作しているかのように

描かれています。

 

内閣情報調査室(内調)については

対談で前川さんも話されていますが

実際、警察とつながっている組織で

あるだろうと、警察組織の官僚がいる

こともわかるが、何を調査し、どのように

政府とつながっているのかはっきりした

ことはわからないそうです。

 

何か政府にとって不都合なことや人は

映画のようにマークされても不思議は

ないと感じますね。

 

3つ目の対談は映画の映像の後ろに流れて

いるので内容がはっきり聞き取れませんが、

実際に3部作になっていて、

「内閣情報調査室」「権力とメディア」

「これからのメディア」というテーマで

You tubeで見ることができます。

ハフポスト日本版で検索してみて下さいね。

 

先程の前川さんの発言も

「内閣情報調査室」に出てきます。

 

これらのシーンは権力を持つものと権力の渦に巻き込まれて

しまう人、またそれに対して闘う人達が描かれていて、

その関係性が分かりやすくなっていますよね。

 

 

では次に本編の実際のモチーフになっている

出来事をおさらいしてみましょう。

 

 

加計学園問題とは?

加計学園問題とは?

2017年に岡山県に岡山理科大学獣医学部

愛媛県の今治市に新設されることになりました。

52年間どこの大学も獣医学部の新設の

認可が下りなかったのですが、

大学を運営する学校法人加計学園

国家戦略特区の事業者として許可が

下りたのです。

 

この加計学園の加計孝太郎理事長

元安倍総理の長年の友人であり、

特別に便宜をはかられたのではないかと

言われていました。

加計孝太郎理事長はこの人です

もちろん政府は否定しました。

でも愛媛県の職員が書いた内部文書の

記録では柳瀬唯夫元首相秘書官と面会

した時に「本件は首相案件」と言われた

ことや加計理事長からこの構想について

聞いた安倍さん「いいね」と言ったことも

残っていました。

 

手続きや法律的にトラブルがあったわけでは

ないのですが、愛媛県や今治市総工費

半額(96億を上限)を負担という税金が

使われる対象のプロジェクトに総理の親しい

友人が携わっていることで、総理の関与や、

周りの人間の忖度があったという見方で

問題視されていました。

 

参考資料:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52291?page=2

 

この時に関わっていた文部科学省

前川前事務次官は学校法人「加計学園」の

獣医学部設置計画について「総理の意向だ」と

記された一連の文書の件で1時間以上に

及び記者会見をして、こう話されています。

 

「私が在職中に専門教育課で作成されて、

受け取り、共有していた文書であり、

確実に存在していたものだ。」

「私が発言をすることで文部科学省に

混乱が生じることは大変申し訳ないが、

あったものをなかったことにできない。」

「官邸、内閣官房、内閣府という

政権中枢からの要請に逆らえない状況が

あると思う。実際にあった文書をなかった

ことにする。黒を白にしろと言われるような

ことがずっと続いていて職員は本当に

気の毒だ。」

「結局押し切られ、事務次官だった私自身が

負わねばならない責任は大きい。・・・

極めて薄弱な根拠で規制緩和が行われた。

公平、公正であるべき行政のあり方が

歪められたと思っている」

「証人喚問があれば参ります。」

 

引用:文部省前事務次官「文書は確実に存在していた」の項目

https://www3.nhk.or.jp/news/special/jyuui_gakubu_shinsetsu/

 

ラストシーンは何を言いたかったのか・・・

ラストシーンは何を言いたかったのか・・・

上司の多田から、かなり前からマークされていた

吉岡と杉原は全ての行動が尾行されていても

不思議はありません。

 

杉原は映画の最後で組織の中で生きるために

多田から最後通告のように選択肢を与えられます。

 

子供も生まれたばかりで家族を抱える杉原にとって

自分の正義だけでは如何ともし難い状況に苦しみ、

限界を感じ、横断歩道の先にいる吉岡に

詫びているように映りました。

 

俺のようにはなるなよと先輩が残してくれた

言葉に対してどうすれば良かったのか、

自分への不甲斐なさや組織への恐怖、

このまま人生が終わってしまうのか・・・など

様々な思いで杉原の表情が歪み、観ていても感情が

揺さぶられ、権力に対して憤りを感じました。

 

松坂桃李さんの演技には最高でした。

 

そして吉岡はわざわざこのタイミングで

父のことを電話してきた内調の人間と

杉原の表情で、状況を察知します。

 

なんとも言えないシム・ウンギョンさんの

表現も素晴らしかったです。

 

さらに、気になったのは自宅に届いた

神崎の杉原に言い遺した手紙です。

 

総理友人が関わっている大学新設の建設に

神崎が大量の税金投入の決済責任者となって

しまったことに苦悩して、5年前の改ざんの時と

同じ責任を背負う苦しみに耐えられないとは

言ってますが、肝心の軍事目的の内容に

ついては何も触れていませんでした。

 

ちょっと不思議に思ったのですが、

もしかしてそこまでは神崎も知らなかったのか、

それともそもそも誤報だったのか疑問が

残りました。

 

誤報だとしたら、ますます自分の正義と

思っていた杉原は道を誤った事にもなりますよね。

 

という、観る側に色々な疑問を残しながら、

続編を匂わすような終わり方でした。

 

 

映画「新聞記者」のまとめ

映画「新聞記者」のまとめ

いかがでしたでしょうか。

 

安倍政権の時に散々問題になっていた

題材をヒントに映画化したものですが、

この加計学園問題思い出しましたか?

 

文部省前事務次官の前川さんの

記者会見も当時、見ましたが、

この時衝撃を受けたことを覚えて

います。

 

映画で神崎が

「俺たちは何を守ってきたのかな?」

というセリフのように

国民のために仕事をしているはずの官僚が

国や組織の中で壊れていく様が

描かれていたり、人は権力の前には誰しも

負けてしまう弱いところがあり、

でもそれに屈しないのも人であり・・・と、

色々訴える映画でした。

 

 

またアメリカなどでは、現役の大統領や

権力者たちが実名で映画にもなり、

アカデミー賞を観ていても発言などに

あまりタブーがありません。

 

今回のように「新聞記者」

本当にあったニュースをモチーフとして

比較的にタイムリーに描きましたが、

今までのタブーから脱却しようという

気運もあったのかもしれませんね。

 

まだ観てない人は映画そして

Netflixでドラマもやっていますので

ぜひ観てみてくださいね。

 

Netflix 「新聞記者」についての記事はこちら!

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